ミスヤングチャンピオン：仙台出身2人含む3人にグランプリ「被災地盛り上げたい」

　「ミスヤングチャンピオン2011」のグランプリが12日、菅原梨央（りお）さん（16）、堀川美加子さん（16）、松嶋ののかさん（19）に決定し、東京都内で行われた会見でグランプリ3人が初お披露目された。菅原さんと松嶋さんは東日本大震災で被災した仙台市在住で、菅原さんは「半年たちますが、こういう活動で、地元の宮城、仙台を盛り上げていけたらいいなと思います」と控えめに語り、松島さんも「癒やして盛り上げていけたら」とコメントした。

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　堀川さんは「（グランプリ決定を）聞いたとき　は本当にびっくりして、今ようやく実感が湧きました。夢がグラビアアイドルなので、夢がかないました。頑張ります！」と満面の笑み。菅原さんは「これを機にいろいろな仕事をしたい。バラエティーに興味があります。（番組は）何でもいいです！　目標は木下優樹菜さん。スタイルもよくておもしろいし、完璧なので。いいなって思います」と意気込み、松嶋さんは「今回が初めてのオーディションで、自分がグランプリになれるとはみじんも思ってなかった。これからがスタートなので、グラビアはもちろん、女優さんとかリポーターとか、お天気お姉さんとか、チャンスがあればなんでも挑戦したい。癒やせるように頑張ります！　あこがれの女優さんの綾瀬はるかさんのように皆さんを癒やしていけるようになりたいです」と初々しく語っていた。

　「ミスヤングチャンピオン2011」は、多数のアイドルを発信してきたコミック誌「ヤングチャンピオン」と「ヤングチャンピオン烈」（秋田書店）が主催するアイドルコンテスト。2回目となる今年は2000通を超える応募があり、面接、カメラテスト、読者投票など厳正な審査を経て、3人がグランプリに選ばれた。今後は、「ヤングチャンピオン」「月刊ヤングチャンピオン」でのグラビアのほか、それぞれのイメージDVD発売などの展開を予定している。（毎日新聞デジタル）