注目アニメ紹介:「ギルティクラウン」 豪華スタッフ集結 “友達を武器に戦う”若者たちの物語

アニメ「ギルティクラウン」のビジュアル(c)ギルティクラウン製作委員会
1 / 1
アニメ「ギルティクラウン」のビジュアル(c)ギルティクラウン製作委員会

 独立を失った近未来の日本を舞台に若者たちが戦いに挑むオリジナルアニメ「ギルティクラウン」が13日深夜から、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で順次スタートする。監督は「学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド」の荒木哲郎さん、シリーズ構成は「マクロスF(フロンティア)」の吉野弘幸さんで、豪華スタッフが集結した今秋アニメ注目の一作だ。

あなたにオススメ

 2029年に発生した「アポカリプスウイルス」の流行で無政府状態となった日本は、超国家間で組織された「GHQ」の統治下に置かれて独立を失い、形だけの自治権を与えられていた。10年後の2039年、平凡な日々を送っていた高校2年生の桜満集(おうま・しゅう)は、ウェブで人気の歌姫・楪(ゆずりは)いのりと出会う。いのりは、17歳の若き首領の恙神涯(つつがみ・がい)のもとで「日本の解放」のために戦うレジスタンス組織「葬儀社」のメンバーでもあった。集は「葬儀社」の活動にかかわり、戦いに巻き込まれていく……というストーリーだ。

 見どころは、「友達を武器に戦う」という意味深な設定とオリジナルのストーリー、アニメーションの質の高さだ。通常は1クール(3カ月)放送の「ノイタミナ」だが、本作は2クールにわたって展開する自信作。公式サイトで公開されたPV(プロモーションビデオ)の出来の良さも話題になっており、本編ではキャラクターの可愛さからアクションシーン、エフェクト(映像効果)までを徹底的に追求しながら「見ていて気持ちのいいフィルム(映像)を目指した」という。インターネットで人気の「supercell」が手掛けたキャラクター、オープニング曲はもちろん、2000人から選ばれた17歳の新人歌手・chellyさんの歌声にも注目が集まりそうだ。

 集は「NO.6」の梶裕貴さん、いのりは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の茅野愛衣さん。「戦国BASARA」や「君に届け」のプロダクション I.G 6課が制作する。放送は、フジテレビで木曜深夜1時15分、関西テレビで18日から火曜深夜2時28分、東海テレビで20日から木曜深夜2時35分ほか。

 ※放送局・時間は変更される場合があります。

アニメ 最新記事

MAiDiGiTV 動画