“おしどり夫婦”として知られる俳優の渡辺裕之さんと女優の原日出子さんが「冷凍食品の日」の18日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で行われたイベント「夫婦で楽しむ冷凍食品パーティー」に登場した。夫婦で仕事をするのはめったにないと照れる渡辺さんだったが、原さんが冷凍食品をアレンジして使っていたことに気づかなかったといい、「(原さんは)何作ってもおいしいんで……」と、約180人の招待客の前でのろけてみせた。原さんは「渡辺さんの胃袋をつかんでる?」と聞かれると、「ええ!」と自信を見せ、「お母さんがおいしいものを作って待っていれば、子どもも素直ないい子に育つ。胃袋はぜひつかんでほしいと思います」とはやりの“胃袋婚”を絶賛していた。
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イベントは、日本冷凍食品協会が毎年、冷凍食品の利用促進のために行っているもので、今年は65歳以上の人口の割合が高まり、リタイア後の生活を長く楽しむために、新たに料理に挑戦するシニア夫婦に冷凍食品を上手に使う方法を紹介するという企画になった。原さんは冷凍食品をよくお弁当に使うといい「娘に『ぎっしり入っていて、逆さにしても落ちないよ』といわれてます(笑い)」と話した。渡辺さんは8月に初めて“愛妻弁当”を作ってもらったと明かし、「結婚して初めての手弁当だな、と思った。こんないいものを子どもたちは食べてるんだ」とお弁当の写真を披露。「いい奥さんですね」という記者に「そうでしょ?」と即答し、横で原さんがしきりに照れていた。
イベントの第1部は渡辺さん・原さん夫婦をゲストに、食生活を豊かにする冷凍食品の魅力や、手軽に楽しめる冷凍食品を使ったレシピなどを紹介。第2部では、実際に夫婦で楽しむ冷凍食品レシピで作った料理を試食する“冷凍食品パーティー”を開催した。原さん考案の冷凍食品活用レシピのほか、会場となったホテルのシェフが開発した冷凍食品レシピの料理が振る舞われた。原さんは「私は料理好きなので、(渡辺さんには)料理のチャンスをあげなかった。でも、今度は楽しみながら一緒に作ってみようかな」と話し、渡辺さんも「本気になったらリフォームして僕の厨房(ちゅうぼう)を作っちゃう。みんなが楽しく食べてくれれば」とやる気を見せていた。(毎日新聞デジタル)