バイオリニストの高嶋ちさ子さんが6日、東京・汐留の都市型複合施設「カレッタ汐留」のイルミネーション・ショー「Caretta illumination 2011『Blue Forest(ブルー フォレスト)』」の点灯式に登場。あいにくの雨となったが、多くのファンが見守る中、同イルミネーションのために書き下ろした新曲「Blue Forest」を披露した高嶋さんは、「私の性格とは真逆なんですけど、優しさに満ちた愛情たっぷりの曲となりました。息子は『いい曲だね、ママ』と言ってくれた」とにっこり。高嶋さんは、「クリスマスやお正月とイベントが続きますので、家族やカップル、独りぼっちの人もより寂しく1人で見にきてください」とちゃめっ気たっぷりにPRした。
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イルミネーションは、約25万個のLEDやライトで癒やしの森を表現しており、「シアワセが宿る木々」「元気の泉」「希望の鐘」「きずなのツリー」が並んでいる。「Blue Forest」は、30分ごとに開催される約10分のスペシャルプログラム・ショーで、音楽プロデューサーとして参加した高嶋さんが書き下ろした新曲を含む4曲で構成。演奏を担当した「高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト」の曲にあわせて色とりどりに光が変化し、シャボン玉やスモーク、淡雪が舞うなどの仕掛けが施されている。
昨年冬の同イルミネーションショーを訪れたという高嶋さんは、「(総合プロデュースを務めたバイオリニストの)葉加瀬(太郎)さんのを見ていて、かっこいいなと思っていて。今回自分もできてうれしいし、新しい自分を見つけられた」と満足げ。
デビュー15周年を迎えた今年について、高嶋さんは「公私ともにすごく充実。子供が小さいということで慌ただしい一年でした」と振り返った。また、15周年を記念して全国ツアー「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト~女神たちの響宴」を開催中の高嶋さんは、「どこに行っても『元気になった』と声をかけていただいています。バージョンアップしてみなさんに驚いてもらうようにしたい」と来年の抱負を語った。
カレッタ汐留は、06年から毎年この時期に海をテーマにしたイルミネーションショー「BLUE OCEAN」を開催してきたが、今年は「Blue Forest」に模様替えするとともに、期間と点灯時間を短縮し、LEDの数を17%削減して新たに電力不要の蓄光シートを採用するなど環境に配慮した。開催にあたり、「人と人とのきずなを強め、前向きに歩いていただきたい」というメッセージを込めたという。
イルミネーションは、12月6日~12年1月9日の午後5~10時(12月22~25日は午後11時まで、1月1~2日は休み)。なお、高嶋さんが書き下ろした楽曲「Blue Forest」はレコチョクで配信中。(毎日新聞デジタル)