萌えクィーンコンテスト:2代目グランプリ「ちう」さん 「萌え文化を見て」と世界にアピール

「第2回萌えクィーンコンテスト決勝大会」でグランプリに輝き昨年の雪辱を果たした「ちう」さん
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「第2回萌えクィーンコンテスト決勝大会」でグランプリに輝き昨年の雪辱を果たした「ちう」さん

 東京・秋葉原で最も“萌え”な美少女を決める「第2回萌えクィーンコンテスト」で2代目グランプリに輝いた秋葉原ガイド(案内所)「ふらっとメイド」に勤務する「ちう」さんが、7日のコンテスト終了後に喜びを語った。「ちう」さんは「2000人(いるという秋葉原のメイド店員の中で)からファイナリスト13人、さらにその中の1位に選んでいただいた」と感激し、「秋葉原の萌え文化を、秋葉原の人だけじゃなくて、世界のたくさんの人々に見ていただきたい」と夢を語った。

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 昨年の「第1回萌えクィーンコンテスト」にも出場し、グランプリを獲得できなかった「ちう」さんにとって、今回は雪辱戦。「昨年は悔しかったので、この1年間頑張ってきた。いろんなところでオーディションを受けていて、自分でできることを探し続けて突き進んでいた。一人でも私のことを知ってくれる人が増えれば」と喜びを爆発させた。努力のかいがあり、決勝大会へ進むための予選投票レース(11年7月1日~11月20日)では4万1171票を集め、トップで通過した。

 審査員を務めた経済評論家の森永卓郎さんは、「ちう」さんについて「圧倒的にアキバ的。萌え心をくすぐるという意味でぶっちぎりだった」と絶賛し、「秋葉原で人気投票をしたら、ぶっちぎり(の票)を取れるだけの実力がある。この感覚は秋葉原に通っていただかないと分からないかもしれない」と説明した。

 同コンテストは、秋葉原にあるメイド喫茶をはじめとする“萌え系”の飲食店などでコスプレをして働く2000人以上の中から、ナンバーワンの“萌え美少女”を決定するもの。決勝大会は、実行委員長の出版プロデューサー・高須基仁さんをはじめ、森永さん、タレントのおかもとまりさん、お笑いコンビ「天津」ら審査員と会場の観客による投票でグランプリを決定。2代目グランプリに輝いた「ちう」さんには、賞金10万円のほか、副賞としてCDデビューの権利が贈られた。CDデビューについて、「ちう」さんは「もしクィーンになれて、そういう道があるなら、できたらいいなと思っていました」と歌手活動にも前向きだった。(毎日新聞デジタル)

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