KARAニコル:試写会で変装してチラシ配り「ばれずに成功」とニッコリ

「KARA」のニコルさんが変装してチラシを配る姿(左)と試写会にサプライズで登場した姿=映画「マイウェイ 12,000キロの真実」試写会場で
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「KARA」のニコルさんが変装してチラシを配る姿(左)と試写会にサプライズで登場した姿=映画「マイウェイ 12,000キロの真実」試写会場で

 韓国の5人組ガールズグループ「KARA」のニコルさんが10日、東京都内の会場で開催された韓国映画「マイウェイ 12,000キロの真実」(カン・ジェギュ監督)試写会にサプライズで登場。試写会の前にジャンパーとメガネで変装して来場者にチラシを配ったニコルさんは「監督のお陰で映画に出演できたので、何とかそれに応えたかった。変装は大成功でばれずに成功しました。楽しかったです」とニッコリ。2200人が集まった会場からは驚きの声が上がった。

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 「マイウェイ」は、1928年の日本統治下のソウルが舞台の実話を基にした作品。戦時下の極限状態で絆を深めた日韓の男同士の友情を描いており、オダギリジョーさんとチャン・ドンゴンさんがダブル主演することでも話題となっている。何不自由なく暮らす長谷川辰雄(オダギリさん)は、使用人として雇われた一家の少年のキム・ジュンシク(チャンさん)と出会い、境遇が異なる2人が走ることを通じてライバルとして成長する。五輪の選考会でのある事件をきっかけに2人の人生は大きく変わってしまう……というストーリー。

 映画初出演で、オダギリさん演じるマラソン選手が開く記者会見のスタッフを演じたニコルさんは「私の年の(等身大の)役を演じてみたい。いつか演技をやってみたい」と話し「今年はKARAとして努力して新しい姿を見せたい。ファンをがっかりさせないように」と力を込めた。カン監督は「KARAがこんなに日本で人気と知っていればもう少し出演の分量を増やせばよかったかな」と話し笑いを誘っていた。

 ニコルさんは「戦争を知らない若い人に見てほしい映画」、カン監督は「この映画を見ることで韓国と日本の未来がどう進むのかを考えるきっかけになってほしい」とアピールした。映画は14日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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