女優の武井咲さんが13日、セガのゲーム「バイナリードメイン」の完成披露会に登場。地下スラム街に生きる15歳の少女・ユキの声優を務めた武井さんは、「生意気な役だったので、演じていて楽しかったです。普段、生意気はできないので、生意気になれる楽しさを知りました」とはにかんだ。また役作りについて「基本的に声が高いと言われるので、少し低めに出してみました」と振り返った。
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「バイナリードメイン」は、セガの人気ゲーム「龍が如く」シリーズの総合監督・名越稔洋さんが率いる制作チーム「龍が如くスタジオ」の第1弾アクションゲーム。地球温暖化の影響で、海面が上昇、東京湾には高さ100メートルを超える巨大堤防が建設中……そんな2080年の東京を舞台に“命”がテーマの熱い人間ドラマが展開される。特殊部隊「ラストクルー」のダン・マーシャル軍曹は、国連傘下の査察機関・IRTA(国際ロボット技術機構)から、条約で禁じられた「“人近似ロボット”の開発」という国際法上の犯罪容疑がかけられた日本の大手ロボット開発メーカー「AMADA社」創設者の天田洋二の身柄拘束という密命を受け、東京の深部へと潜入していく……というストーリーが展開される。2月16日発売。
武井さんのほか、内務省警察局の刑事・黒澤役で北村一輝さん、IRTA作戦本部司令官・フィリップス少佐役で遠藤憲一さん、疑惑の天才科学者・天田役で竹中直人さん、地下スラム街の黒幕・三船役で松方弘樹さんが出演。武井さんとともにゲーム声優初挑戦という北村さんは、「難しいは難しいんですが、好き放題何パターンも声を出せるのが逆に遊べるなって。またやりたいですね」と語り、役柄との共通点を問われて「……中年っていうところですかね」と会場の笑いを誘った。
また、イベントでは、「龍が如くスタジオ」が手がけるゲーム「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」の制作発表と、同作品の4月のドラマ化も発表された。(毎日新聞デジタル)