任天堂:川島・東北大教授の「脳トレ」新作 3DSで12年夏発売へ

任天堂が公開した3DS用ソフト「鬼トレ(仮称)」のゲーム画面
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任天堂が公開した3DS用ソフト「鬼トレ(仮称)」のゲーム画面

 任天堂の岩田聡社長は22日、同社が配信するインターネット放送で川島隆太・東北大教授と共同開発したニンテンドー3DS用ソフト「鬼トレ(仮称)」を12年夏までに発売すると発表した。「脳トレ」の愛称で大ヒットした「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズの後継タイトルで、集中力を高め、老化防止の効果も見込めるという。

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 「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズは、タッチペンの機能を使い、簡単な計算や読み書きなどをして「脳を鍛える」というソフト。女優の松嶋菜々子さんを起用したプロモーションなどの効果もあり、普段はゲームで遊ばない中高年層がこぞってゲーム機とソフトを購入し、社会現象となった。

 「鬼トレ」は川島教授のキャラクターが赤おにに変身し、集中力と、脳に入って来た情報を保ち利用する「ワーキングメモリー」を鍛える狙いでゲームが進行する。またゲームのトレーニングは5分間集中して遊んでもらうため、連続してプレーできない仕様になるといい、プレーヤーの能力に応じて難易度が変わる。(毎日新聞デジタル)

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