マンガ新連載:「あの花」が初のコミカライズ  大人気の切ない“青春ファンタジー”

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のイメージカット (c)超平和バスターズ・泉光/集英社(c)ANOHANA PROJECT
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「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のイメージカット (c)超平和バスターズ・泉光/集英社(c)ANOHANA PROJECT

 雑誌で連載が始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。テレビで放送され人気を博したオリジナルアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)がマンガ化され、4日発売の「ジャンプSQ.(スクエア)」5月号(集英社)でスタートした。

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 「あの花」は、11年にフジテレビ「ノイタミナ」で放送された青春ファンタジーで、子供時代仲良しだった6人組が仲間の少女の死がきっかけで疎遠になるが、高校生になってから少年・じんたんの元に死んだ少女・めんまが現れたことをきっかけに、仲間たちが再集結する……というストーリー。舞台のモデルになった埼玉県秩父市にファンが大挙して訪れるなど話題を呼び、ブルーレイ・ディスクとDVDも累計27万本の売り上げを記録した。11年に小説化されているが、コミカライズは初めてで、作画は「少女は屋根裏に住む勇者の夢を見るか?」などを手がけた泉光(いずみ・みつ)さんが担当。連載開始を記念し5月号には、めんまの声を担当する声優の茅野愛衣さんのインタビューや脚本を手がけた岡田麿里さんのコメントも掲載されている。

 ◇ジャンプSQ.編集部 由井琢磨さん

 11年4月の放送から1年を経て、超平和バスターズのみんながマンガで帰ってきます! マンガを担当するのはジャンプスクエア期待の新鋭作家・泉光先生です。泉先生はこの「あの花」コミカライズが初連載となりますが、筆致が非常に魅力的です。秩父という舞台背景やキャラクターなどの描き込みをぜひ堪能していただければと思います。コミカライズ版では、原作アニメのストーリーに準拠しつつ、小説版も参考にして進めていく予定です。アニメからのファンもこれからの読者も「ジャンプSQ.」5月号をぜひチェックしてみてください!(毎日新聞デジタル)

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