ゲーム好きで知られるお笑いコンビ「次長課長」の井上聡さんが6日、東京都内で開いたゲームコラム単行本第2弾「次長課長・井上聡のごきげんよう、赤のゲームです」(エンターブレイン、1260円)の発売記念イベントに登場。第1弾発売時のイベントが東日本大震災が引き起こされた11年3月11日だったため中止となった経緯があり、井上さんは「(今日のイベントが)できて良かったなと思います。皆さんありがとうございます」とファンに感謝した。
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単行本は井上さんがゲーム誌「週刊ファミ通」(エンターブレイン)で連載したコラムをまとめたもので、イベントには約100人のファンが集結。後輩芸人のあっぱれコイズミさん、コンマニセンチの堀内貴司さん、吉富Aボタンさんが登場。予定にはなかったハイキングウォーキングの鈴木Q太郎さんも急きょイベントに駆けつけた。
コラム連載について、井上さんは「しんどい時もありますね。『書くことねえな』というときも」と語りつつ、「早いときは30分くらいで終わる。無心で書くと早いんですね」と自慢げに話して担当編集者を驚かせ、ファンには「基本的に1分くらいで読んでもらいたいので、おいしいものはすぐ食べてほしいという感覚で書いています」と語った。
また、人気ゲーム「モンスターハンター」(カプコン)を遊び続ける過酷な「モンハン合宿」について聞かれると、井上さんは「(第1弾の際に行った)渋温泉でやった合宿が一番つらくて、体力の限界だった。2泊3日で寝たのが3時間。(第2弾の際に行った)3泊4日の時は寝ましたから」と明かして会場を盛り上げた。次回の合宿は、ファンの多数決で日程を増やすのではなく「環境を変える」ことを決定し、「また1年後にできたらいいですね」と笑顔を見せた。
イベントでは、モンハン合宿の延長戦として、ニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンター3G」の高レベルなクエストや後輩芸人とのタイムアタックをファンの前で披露した。井上さんはイベント中ながら、下を向いたまま言葉数少なくゲームに没頭し、後輩芸人との普段のゲーム風景を見せてファンを喜ばせていた。(毎日新聞デジタル)