注目アニメ紹介：「氷菓」　米澤穂信さんの「古典部」シリーズを京アニが制作　

　廃部寸前の「古典部」に入部した高校生たちが数々の事件を解き明かす青春学園ミステリー「氷菓」が22日深夜に始まる。原作は、米澤穂信さんの推理小説「古典部」シリーズ（角川書店刊）で、アニメの題名となった「氷菓」は同作の第1作のタイトルだ。

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　「省エネ」を信条とする高校生の折木奉太郎（おれき・ほうたろう）は、ひょんなことから廃部寸前の「古典部」に入部する。そこで出会った千反田（ちたんだ）えるや、中学から付き合いのある伊原摩耶花（いばら・まやか）、福部里志（ふくべ・さとし）とともに、学園の中にある数々の謎に挑戦する。

　奉太郎は、やらなくてもいいことならやらない性格なのだが、好奇心旺盛なえるは「わたし、気になります！」と謎に興味を示すため、安穏とした灰色の高校生活は一変。奉太郎は、鋭い洞察力や推理力を発揮し、探偵役として活躍することになる。

　奉太郎は「マクロスF」の中村悠一さん、えるは「迷い猫オーバーラン!」の佐藤聡美さん。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん！」シリーズの京都アニメーションが制作する。

　放送は、チバテレビで22日から日曜深夜0時（初回は深夜0時半）～、TOKYO　MXで25日から水曜深夜0時半～など。

※放送局・時間は変更される場合があります。