ゲーム1週間：任天堂が初の連結赤字に転落　ドラクエ10は8月発売

　1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今週（21～27日）は、任天堂が初めて連結赤字に転落したニュースやドラゴンクエスト10の発売日が決まった話題などが注目を集めた。

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　26日、任天堂は12年3月期連結決算を発表し、本業のもうけを示す営業損益が前年同期の約1710億円の黒字から約373億円の赤字へと転落し、同社が連結決算の公表を始めた81年8月期以降初めての赤字が確定した。原因は、「ニンテンドー3DS」や「Wii」の値下げ、円高の影響など。なお3DSは値下げが響き、売るほど赤字が増える「逆ざや」状態だったが、同社は12年度半ばには解消する見通しと公表した。

　26日、スクウェア・エニックスはWii用ソフト「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン」を8月2日に発売すると発表した。通常版は6980円で、20日間のオンライン無料利用券が付く。WiiのUSBメモリーが付くセット版は8980円。オンラインの利用料金は、30日で1000円、60日で1950円、90日で2900円。また子供が利用できるよう、利用券なしで無料でプレーできる時間帯を用意する。

　22日、元「モーニング娘。」でタレントの矢口真里さんがXbox360の新作ソフト「セサミストリート：ワンス・アポン・ア・モンスター」の発売記念イベントに登場。“ゲーマー歴21年”という矢口さんは、同じくゲーム好きの夫で俳優の中村昌也さんと自宅でゲームを楽しんでいるといい、「ゲームでケンカしたりします。この間も、『誰だ？（ゲームの）セーブを消したのは？』とマジギレされた」と明かし、「海外旅行で、海辺で2人で違うゲームをやっていました。でもその空間が幸せで、この旦那さんでよかったと思った」とのろけた。

　25日、人気テレビ番組「大改造！！劇的ビフォーアフター SEASON2」（ABC、テレビ朝日系）が、ソーシャルゲーム化されることが明らかになった。プレーヤー自身が「匠（たくみ）」となり、家の問題を解決するための大改造というミッションを進行するという。同ゲームは携帯電話対応で、5月中旬からサービス開始予定。提供プラットフォームは後日発表される。（毎日新聞デジタル）