ソーシャルゲームの利用者が11年9月~12年2月の半年間で、約16%から約21%と5ポイント増加したことが、 ゲーム出版大手「エンターブレイン」の調査で分かった。「ドラゴンコレクション」などコナミデジタルエンタテインメントのソーシャルゲームの登録者数の合計が2000万人を突破するなど市場は成長を続ける一方、DeNAが6月からソーシャルゲームサイト「Mobage(モバゲー)」で18歳未満の利用者に月額利用料を制限するなどの動きもあり、今後の動向に注目が集まる。
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調査は2月25~28日、15~59歳の男女6万9570人を対象にインターネットで実施。11年9月の調査では、ソーシャルゲームの利用者は16.3%だったが、2月の調査では20.5%に増加した。
また、ソーシャルゲーム利用者1600人の「ゲームを継続する理由」は、「モノを集めたい」が30.8%と最も多く、アイテムなどの収集が継続意識を高めていることが分かった。一方、20.3%が「人とつながりたい」、18.9%が「人に勝ちたい」と答え、ゲームをコミュニケーションツールとして楽しんでいる人も多いようだ。
アイテム課金サービスの利用経験がある800人が「初めて購入した課金アイテム」として挙げたのは、「時間短縮アイテム」が25.6%で最も多かった。男女別で見ると、男性はゲームを有利に進められる「ステータスアップアイテム」が29.8%で、女性はキャラクターをカスタマイズできる「アバターアイテム」が27.3%でそれぞれ1位だった。
調査結果の詳細は「SNS アプリユーザー行動心理レポート ~ソーシャルゲームユーザー白書 深堀り拡大調査~」として同社のサイト「f-ism.net」でデータで販売されている。(毎日新聞デジタル)
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