女優・西方凌さん(31)と4度目の結婚をしたお笑い芸人の木村祐一さん(49)は8日、吉本興業東京本社(東京都新宿区)で開いた会見で、「これで打ち止め?」との報道陣の質問に「その所存でございます」、“二股”についても「ないです。大丈夫です」とキッパリ。「これで最後?」と念を押されると、「最後でございます。(西方さんが)自分のことを『私が太陽であなたが月』だと言ってくれる。彼女がいつも全力で燃えてくれるんで、目を細めながらひっそり輝きたいと思います」と“4度目の正直”を誓った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
木村さんと一緒になることに抵抗も迷いもなかったという西方さん。木村さんの前妻たちについては、「先輩というか。感謝してます」と苦笑交じりに明かし、「もてる理由は、本当に紳士なので、男性にも優しいですし、そのままでいてほしい」と語った。浮気の心配について聞かれても、「すごく大事にしてもらってるので、それに勝る愛はないと思う。ちょっとくらいならいいです。でも、(浮気は)本当にたぶん何にもないです。一回くらいケンカはすると思いますけど。大丈夫ですね」とにこやかに語っていた。
結婚の決め手について聞かれると、木村さんは「全力で私にぶつかってくる姿勢に惚れました」と明かし、西方さんは「(木村さんが)怒りを発するのは、優しさから来るんだと分かって、気の毒だなと思って、木村さんを『守らなきゃ』と思って、この人を守るために生まれてきたじゃないですけど、使命を感じました」と説明。木村さんは「(西方さんの)手のひらの上にいるという感覚ですね。『手からこぼれ落ちてもひざの上だからね』とか言ってくれるんで、安心してます」と笑顔で語った。
プロポーズは西方さんから「幸せにしてあげるよ」と何度もしたといい、西方さんは「最終的には、『私が幸せにしてあげるからプレッシャーを感じなくていいよ』と言ったら、1週間後ぐらいに指輪をもらいました」と笑顔で説明。木村さんは「冥利に尽きますよね。3度離婚してますから。押しつけがましくなくプレッシャーもなく、そのときは一緒に住んでましたし、日常でしたけど、ありがたすぎて涙出ましたね」としみじみと話していた。
この日は会見後、同社屋内にある芝生の中庭で結婚披露パーティーも実施。パーティーは、西方さんがデザインしたTシャツ(2000円)を購入する形の会費制で、集まった会費は東日本大震災の被災者への寄付金に充てる。
結婚式は4月29日に群馬県草津町内のホテルで、木村さんの料理の恩師や家族と親しい知人のみで行ったといい、木村さんは「素晴らしいと言っていただける式でした」と振り返ったが、西方さんに「感極まっちゃって。打ち合わせの時から泣いちゃって。木村さんが」と明かされると照れ笑い。現在1女の父親である木村さんは子供については「(出産予定は)今はないですが、産んでもらう予定」、西方さんも「娘さんが1人いらっしゃるので、彼女入れて3人と言ってます」と明かしていた。(毎日新聞デジタル)