「第4回AKB48選抜総選挙」で、一部ファンの間で注目されていた8人の“はるか”の戦いは、AKB48・チーム4の島崎遥香さんが1万4633票を獲得して23位にランクインし、栄えある“ナンバーワンはるか”の称号を手にした。一方、島崎さんのライバルと目されてきたAKB48・チームAの仲川遥香さんは前回の24位から44位にダウンし、ニックネーム「はるごん」からの“卒業”を宣言した。前回は仲川さんのみだったが、今回、島崎さんを含めて4人の“はるか”が当選を果たした。
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AKB48に“はるか”が多いことはファンの間では有名で、島崎さんや仲川のほか、片山陽加さん、石田晴香さん、島田晴香さんの5人が在籍。さらに、SKE48には二村春香さん、HKT48にも兒玉遥さん、若田部遥さんの2人と、派生グループを含めると8人の“はるか”が在籍している。
島崎さんは、第2回総選挙で28位だったが、第3回は圏外となり、今回の選挙では23位にランクイン。“はるか”の中では唯一、AKB48の27枚目のシングル(タイトル未定、8月29日発売)のカップリング曲を歌う「アンダーガールズ」(17~32位)に選出された。勝因の一つとして、4月にスタートしたテレビドラマ「私立バカレア高校」(日本テレビ)に出演するなどテレビの露出が増えていることが挙げられ、島崎さんは6日、日本武道館(東京都千代田区)で行われた開票イベントで「これから、もっともっと上に進んでいきたい」と宣言した。
仲川さんは、第2回総選挙で20位と選抜入りし、第3回は24位で「アンダーガールズ」に選ばれるなど、“はるか”の中ではナンバーワンの実績を誇っていたが、今回は前回の1万854票から3964票落とし44位。結果が発表され、壇上に上がった仲川さんは、ファンの間で親しまれてきたニックネーム「はるごん」の“卒業”を宣言。「“はるごん”というキャラに甘えて、自分が成長できてなかったなって改めて感じるようになって、これが正しいかは分からないけど、卒業して新しい仲川遥香になって皆さまに応援していただけるように頑張りたい」と巻き返しを誓った。
さらに、片山さんが6602票で48位、石田さんが6333票で50位にランクインし、計4人の“はるか”が当選メンバーとなった。島崎さんと片山さん、石田さんは第3回総選挙の圏外からの当選となり、躍進を遂げた。(毎日新聞デジタル)
23位 島崎遥香(AKB48・チーム4、加入前−28位−圏外)14633
44位 仲川遥香(AKB48・チームA、圏外−20位−24位)6890
48位 片山陽加(AKB48・A、28位−37位−圏外)6602
50位 石田晴香(AKB48・B、圏外−27−圏外)6333