80年代に人気を集めた魔法少女アニメ「魔法の天使 クリィミーマミ」が、8月9～11日に徳島県鳴門市で開かれる「鳴門市阿波おどり」のポスターに採用されたことが明らかになった。同市では、10、11年に人気マンガ「NARUTO」をポスターに採用してきたが、幅広い層への参加を呼びかける意味合いから「クリィミーマミ」の採用を決めたという。

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　「クリィミーマミ」は、1983～1984年に日本テレビ系で放送されたテレビアニメ。10歳の少女・森沢優が、妖精ピノピノから授けられた魔法の力で変身し、アイドル歌手・クリィミーマミとして活躍するストーリー。原案・構成を伊藤和典さん、キャラクターデザインを高田明美さんが担当。また、主人公の声優に新人アイドル歌手の太田貴子さんを抜てきし、太田さんが実際に主題歌などの楽曲を歌ったことでも話題を集めた。

　ポスターは、浴衣姿のクリィミーマミや優などのキャラクターをあしらったデザインで、キャッチコピーとして阿波踊りの精神でもある「騒（ZOMEKI）」と「魔法にかかる鳴門の夏」を掲げている。各地の宿泊・観光施設などに掲示するほか、7月1日から同市の鳴門地域地場産業振興センターで500枚を無料配布する。

　また、8月11日には「NARUTO」の主人公・うずまきナルト役の竹内順子さん、秋道チョウジ役の伊藤健太郎さんによるトークショーも同市の「うずしおくん西演舞場」で開催される予定。入場整理券は前売リ券600円、当日券が800円。　（毎日新聞デジタル）