注目の新譜:「PUFFY COVERS」 おなじみの楽曲をさまざまなアーティストがカバー

カバーアルバム「PUFFY COVERS」のジャケット
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カバーアルバム「PUFFY COVERS」のジャケット

 昨年デビュー15周年を迎えた女性デュオ「PUFFY」のおなじみの楽曲たちを、さまざまなアーティストがカバーしたコンピレーションアルバム「PUFFY COVERS」(キューンミュージック)が4日に発売された。

ウナギノボリ

 育ての親ともいわれるバンド「ユニコーン」の奥田民生さんが、制作した「サーキットの娘」や「オリエンタル・ダイヤモンド」の宅録デモ音源、井上陽水さんとの「アジアの純真」を披露するのをはじめ、元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケさん、斉藤和義さん、元ザ・イエローモンキーの吉井和哉さんらがPUFFYのために書いた楽曲をセルフカバー。作者ならではのオーセンティックな演奏が聴ける一方、長い寸劇の末にホストクラブ的な掛け声を交えた“ちゃらい”演奏で楽しませてくれるグループ魂の「渚にまつわるエトセトラ」、作曲者のアンディ・スターマーさんが在籍していたバンド「ジェリー・フィッシュ」を彷彿とさせるロックオペラに仕上げたROLLYさんの「たららん」など、オリジナルバージョンとは味わいが大きく異なる、アイデアを凝らしたカバーを多く収録し、聴き応え十分。

 「PUFFY COVERS」は全17曲入りで3200円。(毎日新聞デジタル)

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