栃木県足利市の地域資源である「銘仙」(めいせん)の着物を着て足利市をPRする女性グループ「足利着物ガールズ(AKG23)」が7日、「東京スカイツリー」の“玄関口”の東武スカイツリーラインの「とうきょうスカイツリー駅」(旧業平橋駅)でPRキャラバンを開催した。この日はあいにくの雨となったが、足利市のイメージキャラクター「たかうじ君」も登場し、「東京スカイツリー」の公式キャラクターの「ソラカラちゃん」に足利市自慢のトルコキキョウの花束を贈呈するなどして、足利市をPRした。
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足利着物ガールズは、足利市を中心とした小中高校生、20~50代の女性で構成され、10年9月23日に結成。足利銘仙の着物を着て、足利市を元気にするさまざまな活動を行っている。
この日のキャラバンでは、ソラカラちゃんでラッピングされた「特急りょうもう号」で、東京・浅草から足利市まで約70分ということから、足利市の観光パンフレットの配布などが行われた。メンバー最年少の八周茉凜(はっしゅう・まりん)さん(10)は「パンフレットをもらってくれる人が、観光で来ていただけたらうれしい」と笑顔を見せ、「あたたかみがあって、ふるさとみたいで落ち着ける」と同市をPRした。
茉凜さんの母で、同グループのメンバーでもある真鶴さん(38)は、足利市の魅力について、「足利市の外から来た若い人でも、町の人たちはおいでおいでと受け入れてくれるウエルカムな町。一方で、(史跡)足利学校など昔ながらの雰囲気を残しつつ、古いものと新しいものがうまい具合に混ざっている町です」とアピールした。足利着物ガールズは、この日「東京スカイツリー」で実施された七夕限定ライティング点灯セレモニーにも登場した。(毎日新聞デジタル)