オスカープロモーションの女性トップモデルの8人組ユニット「モデルガールズ」が、「モデル体操」のPRのため、このほど「まんたんウェブ」編集部を訪れた。5月にデビューした同ユニットは、7月21日には渋谷ヒカリエでのイベント「NOCO★NOCO PARTY in渋谷」にも出演するなど、精力的に活動中。平均年齢24歳、平均身長175センチ、股下84センチで、「目標は世界進出!」と意気込むメンバーに、デビューやモデル体操について聞いた。(毎日新聞デジタル)
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同ユニットのデビューは約3年間の準備期間があった。念願の5月21日のお披露目会見当日は緊張より喜びが勝ったという。藤本恵理子さんは「デビュー当日も『これは夢なのかな』と思った」と振り返り、簑島宏美さんも「達成感がすごかった。ここからがスタート。いろんな壁にそれぞれがぶつかったけれど、自信を持ってたからうれしく出られた」と語った。尾花貴絵さんは「今もまだこうして活動しているのが信じられない。不思議なくらい緊張していなくて、うれしい気持ちでいっぱいでした」と笑顔を見せ、河合ひかるさんは「(準備の)3年間は長かったですが、お陰で度胸もついた」と話した。
「モデルガールズ」がイメージキャラクターを務める「モデル体操」は、美しい体形作りを目的に、セントラルスポーツの全面協力で開発された体操。オスカーがモデル業界の60年間の歴史の中で培った美のノウハウと健康を融合させた。姿勢、腰、ウオーキングにポイントを絞っているという体操について、リーダーの中村さくらさんは「私たちモデルがその経験を生かして作った体操。美しい体形を維持するためのアイデアが詰まっていて、表現のしなやかさやカッコよさの要素もたくさん入っています」と説明。「男性にも楽しんでいただければうれしいですが、特に女性にはこの体操で自分の中の美しい点を見いだしてほしい」とPRした。
モデル体操は、新エクササイズとして8月にDVD付きの書籍で紹介され、秋には全国のセントラルスポーツで体験できる。そこで、今回のインタビュー中にオフィスなど狭い場所でもできる基本姿勢と背中の運動をメンバーがレクチャーした。腰(骨盤)をしっかりと立てて行う基本姿勢は、肩を下ろして、おなかと胸を引き上げ、手は自然に下ろし、あごを軽く引く。中村さんは「遠くを見るようなイメージです。骨盤をしっかり立てないと、連動して体が曲がって猫背になります」とポイントを話した。基本姿勢から行う背中の運動については「両方の肩胛骨(けんこうこつ)を引き寄せて、肩をしっかりと後ろに引き、手を下げて肩も下ろします。肩胛骨の下にある筋肉を意識します」と簑島さんが実践してみせた。
実際に、どういう場面でモデル体操をしているかを聞くと、藤本さんは「私たちモデルが、ショーや撮影の前にしているストレッチをそれぞれが持ち寄ってできたものなので、仕事の前に体をほぐす目的でやっています」と話した。簑島さんは「動きだけじゃなくて、呼吸も気を付けながらやってもらいたいですね」といい、春輝さんも「自分が伸ばしている筋肉がどこなのか、体操で働きかけている部分を意識しながら体操をすると、より効果があると思います」とアドバイスした。
ユニットの今後の活動について、「『笑点』に出たい」と明かしてメンバーを笑わせた滝元吏紗さんは「一人一人の個性が濃くて、それぞれ身体能力が高くて、たくさん特技があったりして、8人いると幅が広い」と語り、「夢ややりたいことが実現できるところが近くまで来ていて、頑張ればできるという無限の可能性にワクワクしています」と目を輝かせた。苫米地玲奈(とまべち・れな)さんは「長い間のレッスンの成果が出せる。アジアのアーティストが活躍していますが、日本にもこういうグループがいると、皆さんに知っていただきたい」と力を込めた。簑島さんは「世界に目を向けて活動しているグループなので、まずは日本で活躍して、皆さんに知っていただければ」と意気込んでいた。
<プロフィル>
モデル体操のイメージキャラクターとして約6000人の中からトップモデルとして活動してきた平均身長175センチの8人組ガールズユニット。メンバーは、中村さくらさん(30)、藤本恵理子さん(30)、苫米地玲奈さん(26)、尾花貴絵さん(19)、春輝さん(22)、簑島宏美さん(26)、滝元吏紗さん(23)、河合ひかるさん(21)。健康美の意識改革サポーターとして、モデル体操を広く伝えるため、書籍やDVDを発売。秋には歌手デビューする予定。