アイドルグループ「AKB48」の大島優子さんが21日、東京都内で行われたディズニー/ピクサーの劇場版アニメ「メリダとおそろしの森」(マーク・アンドリュース監督)の初日舞台あいさつを行った。映画にちなんで生後6カ月のツキノワグマ・ももたろうも登場し、大島さんは「初めて見ましたコグマちゃん! こんにちは。結構優しい顔をしているんですね」とうれしそうにエサをあげ、顔を近づけて話しかけて「金平糖おいしいって言ってます」と笑顔で通訳し、会場を盛り上げた。
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日本語吹き替え版で主人公メリダの本編声優を務める大島さんは、フワフワヘアとブルーのドレス姿で登場。「映画を見て、みんながどう思っているのか、ドキドキした」と話す大島さんは、観客の「よかったよ~」という声援に「よかった~。ホッとしました」と満面の笑みで応えた。イベントでは、家族の絆がテーマとなる映画にちなんで、公開前に母親が家に遊びに来たエピソードを披露。「メリダになった気分で、母と一緒に自転車に乗って、都内を走り回ったりして、一緒にいる時間を楽しみました」と話し、「この作品を通じて家族をもっと大切にしようと思った。時間を共有して、家族だからこそもっと理解し合うべき」と観客に呼びかけた。
ピクサー映画で初めて女性が主人公となる同作は、スコットランドのある王国が舞台。馬を駆り、弓を射るのが大好きな王女メリダは、自由に生きることを夢見ていたが、ある日禁じられていた「森の魔法」を使ったことからのろいをかけられ、母はクマの姿に変えられて、王国は存続の危機に直面する。王国と愛する家族を守るため、メリダは森に立ち向かう……という物語。演じたメリダについて、大島さんは「一つ一つ愛を込めて、声を入れさせていただきました。とても愛くるしくて大好きなキャラクターを、ぜひ皆さんに受け止めてほしい。みなさんの背中を押せるようなメリダだと思います」とアピールしていた。(毎日新聞デジタル)
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