映画興行成績:「バットマン」「NARUTO」最新作を抑え「BRAVE HEARTS 海猿」がV3

「BRAVE HEARTS 海猿」の一場面 (C)2012 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社
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「BRAVE HEARTS 海猿」の一場面 (C)2012 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社

 30日発表された28、29日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、俳優の伊藤英明さん主演のヒットシリーズの最新作「BRAVE HEARTS 海猿」が3週連続で首位を獲得。累計成績は動員250万人、興行収入35億円を突破した。2位は、クリストファー・ノーラン監督によるバットマン3部作の完結編「ダークナイト ライジング」が初登場。全国546スクリーンで公開され、土日で約26万9000人を動員し、興収は約3億7200万円となった。27日の先行上映分を合わせたオープニング3日間の成績は、約33万1700人の動員、興行収入約4億5500万円となった。

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 人気マンガ「NARUTO−ナルト−」の劇場版アニメ第9弾「ROAD TO NINJA −NARUTO THE MOVIE−」は3位にランクイン。全国262スクリーンで公開され、2日間で約25万4000人を動員し、興収は約3億200万円となった。女優の宮崎あおいさんが主人公・花の声を演じた劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」は、先週の2位から4位にランクダウンも累計興行収入10億円を突破。5位の「ポケットモンスター」の最新作「キュレムVS聖剣士ケルディオ」も、動員150万人、興収15億円を突破した。そのほか新作は、デビュー8周年を迎えるアイドルグループ「関ジャニ∞」の主演映画「エイトレンジャー」が6位に初登場。全国155スクリーンで公開され、土日成績は約12万2200人、興行収入は約1億5800万円となった。

 「ダークナイト ライジング」は、08年公開の前作「ダークナイト」から8年後が舞台。マスク姿の残虐なテロリスト・ベインの出現により、恐怖のどん底へと陥ったゴッサムシティを救うため、再びダークナイト(バットマン)が立ち上がるが、ベインの強さは復帰間もないバットマンの力をはるかに超えていた……というストーリー。主演のクリスチャン・ベールさんをはじめ、マイケル・ケインさん、ゲイリー・オールドマンさん、モーガン・フリーマンさんらが続投。さらにキャットウーマンを演じるアン・ハサウェイさん、ベインを演じるトム・ハーディさんらがシリーズに初参加した。

 「ROAD TO NINJA −NARUTO THE MOVIE−」は、テレビアニメ化10周年を記念して、劇場版シリーズで初めて原作者・岸本斉史さんのオリジナルストーリーを展開。十数年前、巨大な魔獣・九尾を解放し、木ノ葉隠れの里を壊滅寸前に追い込んだ謎の仮面の男が再び里に現れ、ナルトの前で謎の「瞳術」を使い、世界を作り替えてしまう。ナルトが意識を取り戻すと、里の仲間たちは性格が正反対になっており、死んだはずのナルトの両親は生きていた……という内容。「エイトレンジャー」は、関ジャニ∞がコンサートで上演してきたスーパー戦隊シリーズのパロディー企画を映画化したもの。荒廃した近未来都市・エイトシティーを舞台に、7人の青年がテロリスト「ダーククルセイド」と戦う……というストーリーで「20世紀少年」シリーズなどで知られる堤幸彦監督がメガホンをとった。(毎日新聞デジタル)

1位 BRAVE HEARTS 海猿

2位 ダークナイト ライジング

3位 ROAD TO NINJA −NARUTO THE MOVIE−

4位 おおかみこどもの雨と雪

5位 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ

6位 エイトレンジャー

7位 ヘルタースケルター

8位 メリダとおそろしの森

9位 アメイジング・スパイダーマン

10位 それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島

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