全長約6メートルのリアルな姿で動き回る恐竜のアロサウルスが3日、幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催中の恐竜博「世界最大 恐竜王国2012」会場に登場した。観客からは感嘆の声があがり、「カッコ良かった。生きているみたい」という声が聞かれる一方、泣き出す子供も見られた。
ウナギノボリ
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アロサウルスは、ジュラ紀に生息していた当時最強の肉食恐竜。特設ステージで行われたイベント「元気ハツラツ!恐竜王国2012 オロナミンCスペシャルイベント DINO-A-LIVE(ディノ ア ライブ)」に“飼育員”とともに登場し、観客に甘がみするなど最初はおとなしく言うことを聞いていたものの、途中、突然、しっぽを振って“飼育員”を倒し暴走。“飼育員”たちがなだめておりへと誘導し事なきを得た。同イベントは5日までの3日間限定で午前11時と午後3時の2回にわたって開かれる。
「DINO-A-LIVE」とは、卓越した造形技術を持つON-ART(東京都東久留米市)と電通がリアルな恐竜を実現するために始めた共同プロジェクト。まるで生きているかのような恐竜の動きは、恐竜メカニカルスーツと称されるリアルな姿の“恐竜”に人が入り込むことで実現している。
「世界最大 恐竜王国2012」は、大型羽毛恐竜のユティランヌス・フアリ世界初公開をはじめ、世界最大の恐竜化石発掘地・中国山東省からやってきたズケンティランヌス、シノケラトプスなど日本初公開の新種恐竜など、世界各地から全身骨格約50体を含め200点以上が集結。9月23日まで開催している。(毎日新聞デジタル)
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