全日本国民的美少女コンテスト:10年ぶりに2人同時にグランプリ受賞 「心強い」と喜び語る

「第13回全日本国民的美少女コンテスト」のグランプリに輝いた小澤奈々花さん(右)と吉本実憂さん
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「第13回全日本国民的美少女コンテスト」のグランプリに輝いた小澤奈々花さん(右)と吉本実憂さん

 13回目となる「全日本国民的美少女コンテスト」の本選大会が21日、東京都内で行われ、福岡県出身の高校1年生、吉本実憂(よしもと・みゆ)さん(15)と新潟県出身の中学1年生、小澤奈々花(おざわ・ななか)さん(13)の2人がグランプリに輝いた。グランプリを2人が同時受賞するのは10年ぶり。授賞式後に行われた会見で吉本さんと小澤さんは、「(お互いに)心強いです」と喜びを語り合った。

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 グランプリを2人が同時受賞するのは、02年に開催された第8回で阪田瑞穂さんと渋谷飛鳥さんが受賞して以来10年ぶり。また、今回は審査員特別賞に大阪府出身の小学6年生、井頭愛海(いがしら・まなみ)さん(12)と高知県出身の小学6年生、尾碕真花(おさき・いちか)さん(12)、演技部門賞には神奈川県出身の中学2年生、白鳥羽純(しらとり・はすみ)さん(13)と東京都出身の中学2年生、山木コハル(やまき・こはる)さん(13)がそれぞれダブル受賞するなど、本選大会に出場した21人中約半数の10人が賞を手にするという大量の受賞者を生み出す結果となった。

 また、審査が難航し結果発表が予定から30分以上遅れるほどで、今回初めて審査員を務めた女優の前田美波里さんは「大変レベルが高く、審査が難航した」と説明。各賞1人ずつの受賞予定だったことから、授賞式ではタスキが足りなくなる事態が発生した。

 グランプリの1人、吉本さんの特技は祇園太鼓といい、「剛力彩芽さんや武井咲さん、上戸彩さんのような女優さんになりたいと思って応募しました」とコメント。「緊張すると目線が上になって声が小さくなったりするので、その練習をしました」とこれまでを振り返りながらも、「グランプリになれたのは家族や友だち、皆さんのお陰」と感謝し、「どんな役でも演じられる女優さんになりたい」と宣言した。

 グランプリのもう1人、特技がチアダンスという小澤さんは、最終審査でいきものがかりの「気まぐれロマンティック」を振り付けも交えて元気いっぱいに披露。受賞後には家族に喜びを伝えたといい、「応援してくれてありがとうと伝えたら、『頑張ったね。これから一緒に頑張ろうね』って言ってくれた」を涙ながらに話し、「夢はモデルさんになることで、ヨンアさんや石川亜沙美さんがあこがれ。夢に向かって努力を重ねて、笑顔を忘れず頑張りたい」と力を込めた。

 「全日本国民的美少女コンテスト」は、87年に後藤久美子さんをイメージキャラクターに第1回を開催し、これまでに女優の米倉涼子さんや上戸さん、武井さんら多数の女優やモデルを輩出してきた。25周年記念大会となる今回は、12~20歳の女性を対象に3月から募集を開始し、全国10万2564人の応募者のうち、書類審査、面接審査などの予選審査を通過した21人が本選大会に出場。本選大会では、ウオーキング審査や音楽審査、演技審査などの最終審査が行われた。審査員は、写真家の渡辺達生さんのほか、歴代グランプリ審査委員を女優の藤谷美紀さん、佐藤藍子さん、ゲスト審査員を前田さん、森泉さん、ヨンアさんが務め、司会に政井マヤさん、田畑祐一さん、特別ゲストに米倉さん、上戸さん、武井さんが登場した。(毎日新聞デジタル)

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