阿部サダヲ:話題独占の前田敦子に嫉妬「ニュース枠分けてほしい」

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 俳優の阿部サダヲさんが27日、神田明神(東京都千代田区)で行われた映画「夢売るふたり」(西川美和監督、9月8日公開)のヒット祈願イベントに登場。この日は会場からほど近い東京・秋葉原のAKB48劇場で、AKB48の前田敦子さんの最後の劇場公演が行われることから、阿部さんは「芸能ニュースの枠を分けてほしいですね。敦子さん独り占めっていうのはよくない」と嫉妬の表情を浮かべ、「卒業するより公開の方が前向きな気がしますね。敦子さんによろしくお伝えください」と話し、笑わせていた。

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 「夢売るふたり」は、「ゆれる」(06年)や「ディア・ドクター」(09年)で知られる西川監督の最新作。東京の片隅で小料理屋を営んでいた夫婦、貫也(阿部さん)と里子(松たか子さん)は火事ですべてを失う。夢をあきらめきれない2人が選んだ再出発の手段は、妻が計画し、夫が女をだます“結婚詐欺”だったが、うその繰り返しはやがて、女たちとの間や夫婦の間にさざ波を立て始める……というストーリー。

 イベントには松さん、田中麗奈さん、鈴木砂羽さん、木村多江さん、西川監督も登場。鮮やかな浴衣姿の女性陣に囲まれ、阿部さんは「すごくみなさん美しいし、じっくり見たい」とデレデレな様子。「すみません、神聖な場所で少しいやらしいことを考えたりしました。土日休むとして、日替わりで愛人に……」と話し、笑わせていた。

 さまざまな女性をだます“超モテ男”を演じた阿部さんについて、松さんは「自分の得意なところで売っていない感じが、やるな!って感じ」と絶賛。その後も、「セクシーな気がする」(木村さん)、「走る姿が美しくて、撮影中に人生ではじめて好きになった人を思い出した」(西川監督)など、5人の美女たちからべた褒めされた阿部さんは、「浴衣を買い取りになるんじゃないかってくらい汗かいてる」と照れ笑いしていた。

 映画は9月8日公開。(毎日新聞デジタル)

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