カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを獲得したギリシャ映画「籠の中の乙女」(ヨルゴス・ランティモス監督)が公開中だ。ギリシャ映画界では、今年1月に「旅芸人の記録」(75年)などで知られる巨匠テオ・アンゲロプロス監督が事故死するという非常に残念な出来事があった。今作のランティモス監督は73年生まれで、ミュージッククリップやCM監督からキャリアをスタートさせた。世間から遠ざけて子どもを育ててきた一家をシュールな展開とスタイリッシュな映像でつづっている。
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ギリシャ郊外にある大邸宅。姉・妹・弟は高い塀で囲まれた敷地内だけで育ってきた。両親が「外の世界は恐ろしいところ」と教え込み、家の中の奇妙なルールに従って暮らしていた。ある日、父親がクリスティーナという女性を連れてくる。外の世界に触れた兄弟にさまざまに心の変化が訪れる……という物語。
広い庭とプール付きの美しい邸宅の中で、静かに培養される子どもたち。まったく社会から断絶されている。親の異常な愛情が、純粋を象徴する真っ白な衣装が映える美しい映像の中に浮かび上がる。飼い殺し……そんな言葉さえ浮かぶシーンだ。アート系の映画かと思いきや、どこかクスッと笑えるシーンも多く、終盤に出てくるおかしなダンスが頭から離れなくなる。CMやテレビドラマなどを幅広く手掛けてきたランティモス監督のバランス感覚のよさがうかがえる。静けさと奇妙さがさざなみを立てながら、次第に狂気へと変化していくさまを最後まで堪能した。シアターイメージフォーラム(東京都渋谷区)ほかにて全国順次公開。(キョーコ/毎日新聞デジタル)
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