大河原邦男:高専ロボコンのイメージキャラをデザイン

大河原邦男さんが手がけた「高専ロボコン2012」ポスター
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大河原邦男さんが手がけた「高専ロボコン2012」ポスター

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」「ヤッターマン」のメカニックデザインを手がけた大河原邦男さんによって、今年25年目を迎えるロボットコンテスト「高専ロボコン2012」のキャラクターが誕生した。赤と青を基調とした犬型ロボットで、大河原さんがデザインしたポスターが公式ホームページなどで公開されている。

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 「高専ロボコン」は、57校62キャンパスの高等専門学校が参加する全国規模の教育イベント。各キャンパスから2チームがエントリーし、10月から全国8地区で地区大会が行われ、11月25日に選抜された25チームで全国大会が国技館(東京都墨田区)で開催される。

 今年の競技課題は 「ベスト・ペット」で、さまざまな種類のペット・ロボットが高専生と協力して行う玉入れ合戦だ。赤・青2チームに分かれての対戦型で、フィールドに散らばったボールを学生が拾ってペット・ロボットに渡し、ボールを受け取ったペット・ロボットが九つのゴールにボールを入れて、その得点を競い合う。今年は、大会史上初めてコントローラーを使わず、身ぶり手ぶりや音声などでロボットを操作する点も特徴だ。

 今回は、25回目の節目ということで、大河原さんによる大会キャラクターのほか、新しいロゴマークも公募され、177人334点の応募作品から東京都の眞木剛さんのデザインに決定した。また、12月初旬から、ロボコン25年の歴史・歩みを紹介する展示・体験型のイベントがNHKスタジオパーク(東京都渋谷区)で開催される。大会の模様は、地区大会が11月に、全国大会が12月にNHK総合でそれぞれ放送予定。(毎日新聞デジタル)

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