東京スカイツリーが7日、一夜限りの特別ライティングで彩られた。2020年のオリンピック・パラリンピックの招致活動の一環として開催都市が決定する13年9月7日の1年前を記念して実施され、招致ロゴカラーをテーマに、金色ベースのスカイツリーを、赤、黄、緑、青、江戸紫の順で、5色のライトが駆け上っていくというもの。点灯イベントには、ロンドン五輪のメダリスト代表として、競泳の寺川綾選手と、重量挙げの三宅宏実選手、三宅義行コーチが登場した。点灯は午後11時まで。
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特別ライティングは七夕と防災の日のイベントに続き3度目。寺川選手らが点灯のスイッチを押すと、赤とオレンジの光がツリーを上っていき、会場からはため息混じりの歓声が上がった。三宅選手は「本当に色鮮やかでものすごくきれいで感激しました」とツリーを見上げ、寺川選手は「記念すべき日に特別ライティングを近くで見られて光栄」と感激した様子。
ロンドン五輪の思い出を聞かれると、寺川選手は「銀座の凱旋パレードでは、たくさんの方に応援していただいたんだなという感動を覚えました」と振り返り、三宅選手は「自国開催になれば、出場枠もたくさんもらえて、一人一人にチャンスが増えるので、選手も頑張れる。海外だと時差調整も大変ですし、東京なら最高のパフォーマンスができる」と招致に期待をかけていた。(毎日新聞デジタル)