光宗薫:AKB48の活動を辞退 体調不良で「迷惑をかけ自己嫌悪」 コメント全文

主演映画「女子カメラ」の完成披露記者発表会での光宗薫さん=2012年8月9日撮影
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主演映画「女子カメラ」の完成披露記者発表会での光宗薫さん=2012年8月9日撮影

 8月から体調不良で休養していた人気アイドルグループ「AKB48」の光宗薫さんが、AKB48の活動を辞退することが24日、明らかになった。光宗さんは公式ブログにコメントを寄せ、「以前から体調が優れず、自分の思う万全の状態で皆さんの前に立つことが難しくなり、このままでは周りの方にご迷惑をかけてしまうことはもちろん、自分への負担も大きくなっていくのを感じ、辞退させていただくことを申し入れました」とつづっている。

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 コメントで、光宗さんは「今の状態は、メンバーやスタッフのみなさんに心配をかけるばかりで、体調が万全ではない故に、結果としてかけてしまっているご迷惑に対して、自己嫌悪に陥ってしまうこともありました」と休養中の苦しい胸の内を明かしている。

 光宗さんは、「神戸コレクションモデルオーディション2011」でグランプリを獲得した後、AKB48の13期研究生となり、11年12月に劇場デビュー。12年2月にはCMに出演、その後もドラマに出演したり、13日に公開された映画「劇場版 私立バカレア高校」に出演、映画「女子カメラ」(11月24日から全国で順次公開)の主演に抜てきされたりしたことなどから“スーパー研究生”と呼ばれ注目されていた。11月からの新体制では、チームKへの昇格が決定していた。(毎日新聞デジタル)

 ◇公式ブログで発表された光宗さんのコメント全文。(原文まま)

今回突然ではありますが、AKB48を辞退させていただきます。

13期研究生として去年AKB48に加入し、今年の夏の組閣にて新チームKのメンバーの一員として活動してゆく事を予定していた今、何故辞退するのかと驚かれる方もいらっしゃるかと思います。

自分自身以前から体調が優れず、自分の思う万全の状態で皆さんの前に立つ事が難しくなり、このままでは周りの方にご迷惑をかけてしまう事は勿論、自分への負担も大きくなってゆくのを感じ、辞退させていただくことを申し入れました。

スタッフのみなさんからは、「まずはゆっくり体調を治してからでいいから」と励ましていただきましたが、だからこそ、体調を万全にするためにも、今はAKBの活動も辞めることが自分にとってはいいのではないか、と思いました。

今の状態は、メンバーやスタッフのみなさんに心配をかけるばかりで、体調が万全ではない故に、結果としてかけてしまっているご迷惑に対して、自己嫌悪に陥ってしまうこともありました。

この結論を出すに至るまでは、スタッフさんと何度もメールでのやりとりで相談を重ねてきましたが、最終的には自分の意見を尊重していただきました。

今、このご報告をすることで、ファンの方に限らずメンバーの皆さん、支えて下さっている皆さんに悲しい思いや改めて、ご迷惑をかけてしまっているかと思います。申し訳ありません。

ですが、AKBのメンバーでなくなってしまったとしても、今後も別の形で皆さんの前に立つ事が出来る様、まずは体調を万全にしてベストコンディションになれるよう養生しますので、それまで待っていていただけると心から嬉しく思います。

加入してからの10ヵ月間、決して長くはない期間ですが、学びきれない程沢山の経験をさせていただきました。

沢山の人を常に間近に感じ過ごしてゆけた事を誇りに思います。

私を仲間に入れて下さって、本当にありがとうございました。またいつか必ずどこかでお目にかかれますように。

光宗薫

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