創立60周年を13年に控える「劇団四季」の代表作「オペラ座の怪人」のキャストが15日、東京・丸の内ビルディング(丸ビル)で行われたクリスマスツリーの点灯式で一夜限りのスペシャルステージを披露した。きらびやかな衣装に身を包んだキャストらが華やかな歌声を響かせ、同作をモチーフにした高さ8メートルのツリーに「ファントム(=怪人)」が明かりをともすと、詰めかけた観衆から拍手がわき起こった。
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丸ビル開業10周年を迎えた「丸の内」地区では、「Marunouchi Bright Christmas 2012 ~劇団四季、丸の内をジャック。~」と題し、同日から12月25日までのクリスマス限定で劇団四季の創立60周年展などのイベントを実施しており、今回の点灯式もその一環。「オペラ座の怪人」の舞台装飾やシャンデリアをイメージしたクリスマスツリーが劇場で使用された巨大なシャンデリアなどと一緒に丸ビル1階のイベントスペース「マルキューブ」内に設置されている。
丸ビルのほか、新丸ビル、東京ビルTOKIA、丸の内ブリックスクエア、丸の内オアゾなど周辺の会場でも「美女と野獣」「CATS」「ライオンキング」といった代表作の衣装や小物などを特別公開し、さまざまなステージイベントも週末を中心に開催される。また、丸の内地区の各飲食店では、劇団四季の世界を楽しんでもらおうと、人気演目をモチーフにした趣向を凝らしたタイアップメニューも提供されている。(毎日新聞デジタル)