HUNTER×HUNTER:10年前の“幻のネーム”が読み切りに 明かされるクラピカの過去

冨樫義博さんによる10年前の“幻のネーム”が特別読み切りとして少年ジャンプに掲載されることが明らかになった (c)冨樫義博/集英社
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冨樫義博さんによる10年前の“幻のネーム”が特別読み切りとして少年ジャンプに掲載されることが明らかになった (c)冨樫義博/集英社

 累計6000万部以上を発行している冨樫義博さんの人気マンガ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」で、冨樫さんによる10年前の“幻のネーム”を基にした特別読み切り「クラピカ追憶編」が、12月3日発売の新年1号から週刊少年ジャンプ(集英社)で2週連続掲載されることが明らかになった。“幻のネーム”からは、来年1月に公開予定の劇場版アニメ「緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」のストーリーも生まれており、“原点”の公開に注目が集まりそうだ。

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 今回掲載される「クラピカ追憶編」は、“幻のネーム”を基に冨樫さんが描いた新作だ。差別から逃れるために森でひっそりと暮らすクルタ族と、ある出会いをきっかけに外の世界へ出たいと願うようになった過去のクラピカの姿が描かれる。12月3日発売の新年1号と、同10日発売の新年2号に計63ページが掲載される。

 「緋色の幻影」は、“幻のネーム”から構成したオリジナルストーリー。主人公・ゴンの仲間で、美しい「緋(ひ)の眼」を持つ少数民族クルタ族の生き残りでもあるクラピカが、自身の「緋の眼」を奪われたことから、クルタ族を滅ぼした盗賊集団「幻影旅団」や、幻影旅団の元メンバー「オモカゲ」も巻き込んでさまざまな事件が起こる。クラピカの親友で原作でも描かれているクルタ族の少年「パイロ」役の声を川島海荷さんが務めるほか、シリーズの大ファンという人気デュオの「ゆず」が、ヒャダイン名義でのアーティスト活動も行う前山田健一さんと初の“3者共作”で主題歌の「REASON」を手がけることでも話題を集めている。13年1月12日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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