3日発表された1、2日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、世界各国で次々に初週首位に輝いた「007」シリーズ第23弾「007 スカイフォール」が、日本でも初登場首位を獲得。全国584スクリーンで公開され、土日2日間の成績で約39万8800人を動員し、興行収入約4億5500万円となった。初登場週末1位の国はこれで60カ国となった。
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「スカイフォール」は、前2作の土日興行収入と比較すると、06年12月公開の「007 カジノ・ロワイヤル」(最終興行収入約22億円)の対比で169%、09年1月公開の「007/慰めの報酬」(最終興行収入20億円)の対比で145%と、前2作を大きく上回り、シリーズ生誕50周年記念のイベント作品にふさわしい大ヒットスタートとなった。V3を逃した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は、2位にワンランクダウンしたが、累計成績は早くも動員250万人、興行収入35億円を突破した。続く3位には人気アニメ「イナズマイレブンGO」と「ダンボール戦機W」がコラボレートした最新作「劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W」がランクイン。全国270スクリーンの土日成績で約17万2000人の動員、興行収入約1億7300万円となった。
「007 スカイフォール」は、これまであまりスポットライトを浴びることがなかったジェームズ・ボンドの上司Mを中心に物語が展開。ボンド役は「007/カジノ・ロワイヤル」(06年)、「007/慰めの報酬」(08年)に引き続き、ダニエル・クレイグさん、M役も引き続き、ジュディ・デンチさんが演じる。また悪役は、「ノーカントリー」でアカデミー助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムさん、ボンドガールの一人は仏女優ベレニス・マーロウさんが演じる。「イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W」は、両作品にかかわったゲームクリエーターの日野晃博さんが企画、脚本、総監修を担当した劇場版アニメ。「イナズマ~」の主人公・松風天馬と、「ダンボール~」の山野バン、大空ヒロたちが、サッカーとホビー用小型ロボット「LBX」を消そうとする謎の少年少女に立ち向かうという物語。(毎日新聞デジタル)
1位 007 スカイフォール
2位 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
3位 劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W
4位 悪の教典
5位 のぼうの城
6位 任侠ヘルパー
7位 北のカナリアたち
8位 綱引いちゃった!
9位 人生の特等席
10位 カラスの親指
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