女優の川島海荷さんが12日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開かれた人気マンガ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」初の劇場版アニメ「緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」の初日舞台あいさつに登場した。今年の抱負をタイトルの「ハンター」にかけて発表することになり、3月に19歳になる川島さんは「女子力ハンター」と宣言。「10代最後の年になるので、(女子力を)磨いていきたい。イヤリングをつけさせてもらえるようになったのも最近。もっといろいろな服を着てみたい。あこがれられるようになりたいですね」と笑顔で語った。
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「HUNTER×HUNTER」は、冨樫義博さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中のコミックス累計発行部数6000万部以上を誇る人気マンガ。「緋色の幻影」は、冨樫さんが約10年前に描き上げたものの、未公開となっていた“幻のネーム”から構成したオリジナルストーリーで、人気キャラクターのクラピカの過去が描かれる。川島さんはクラピカの親友でクルタ族の少年のパイロを演じ、幻影旅団の元メンバーのオモカゲ役で俳優の藤木直人さんが声優に初挑戦している。主題歌「REASON」は人気デュオの「ゆず」が担当。劇場版第2弾の製作も決定している。
舞台あいさつには藤木さんやゴン役の潘めぐみさん、キルア役の伊瀬茉莉也さんらも登場。潘さんは、劇場に集まったファンを前に感動した様子で「初めてのお小遣いで買ったのが『HUNTER×HUNTER』なので、感無量」と話し、涙を流した。さらに、伊瀬さんも「ジャンプで連載を読んでいて、初めて少年マンガの単行本を買った作品。キルアが大好きで、初恋の人だった」と作品への思いを語った。
また、声優に初挑戦した藤木さんは「初めてのことばかりで、終わってみると思うところがあった。また(声優を)やってみたい。オモカゲは第2弾に出ないと思うけど、違う役でお願いします」と意欲を燃やすと、川島さんも「声の仕事は本当に難しい。毎回、すごく緊張する。勉強させてもらっています。(スキルを)ちゃんと磨いていきたい」と話していた。(毎日新聞デジタル)
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