映画興行成績:「H×H」が初登場首位 「ONE PIECE」のV5阻む

初登場首位を獲得した「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」(C)POT(冨樫義博)1998年−2012年 (C)ハンター協会2013
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初登場首位を獲得した「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」(C)POT(冨樫義博)1998年−2012年 (C)ハンター協会2013

 15日発表された12、13日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、冨樫義博さんの人気マンガ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」初の劇場版アニメ「緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」(佐藤雄三監督)が、初登場首位を獲得。全国257スクリーンで12日に公開され、2日間で動員約35万8000人、興行収入約4億5700万円をあげ、好調なスタートを切った。

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 「緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」は、冨樫さんが約10年前に描き上げたものの、未公開となっていた“幻のネーム”から生まれたオリジナルストーリー。主人公・ゴンの仲間クラピカの「緋の眼」が奪われたことをきっかけに、クラピカの宿敵、幻影旅団らも交えた恐ろしい事件が巻き起こる。ゲスト声優として俳優の藤木直人さん、女優の川島海荷さんが参加しているほか、主題歌を人気デュオの「ゆず」が手がけている。また、冨樫さんによる特別読み切りや一問一答を収録した「コミックス0巻」が入場者特典として先着100万人にプレゼントされることでも話題を集めているほか、作中で劇場版の第2弾が製作されることも明かされている。

 文豪ビクトル・ユゴーの小説を原作にしたミュージカル映画「レ・ミゼラブル」が前週に引き続き2位をキープし、前週まで4週連続首位だった「ONE PIECE FILM Z」は、3位に後退した。新作ではリーアム・ニーソンさん主演の人気アクション作品の続編「96時間 リベンジ」が、土日2日間で動員約9万4100人、興行収入約1億1500万円を記録し4位。ブルース・ウィリスさんと、ジョセフ・ゴードン・レビットさんが共演したSFアクション「LOOPER ルーパー」は、土日2日間で動員約9万2700人、興行収入約1億2000万円をあげ、5位に入った。(毎日新聞デジタル)

1位 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影

2位 レ・ミゼラブル

3位 ONE PIECE FILM Z

4位 96時間 リベンジ

5位 LOOPER ルーパー

6位 007 スカイフォール

7位 ホビット 思いがけない冒険

8位 映画 妖怪人間ベム

9位 今日、恋をはじめます

10位 劇場版 青の祓魔師

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