注目の新譜:吉田拓郎「吉田拓郎 LIVE 2012」 完全復活したライブの熱気を6年ぶり映像化

DVD「吉田拓郎 LIVE 2012」のジャケット
1 / 1
DVD「吉田拓郎 LIVE 2012」のジャケット

 シンガー・ソングライターの吉田拓郎さんが、映像作品「吉田拓郎 LIVE 2012」(エイベックス)を1月30日に発売した。

ウナギノボリ

 09年に生涯最後の全国ツアーと銘打った「Have A Nice Day LIVE 2009」の公演中に慢性気管支炎を悪化させて中止して以来、およそ3年ぶりに行われた首都圏ライブ。今作は全4公演の中から最終日となったNHKホール(東京都渋谷区)での公演をパッケージ化した。オープニングで「ロンリー・ストリート・キャフェ」を弾き語り、観客を魅了すると、バンドも加わり代表曲の「落陽」や昨年リリースしたアルバム「午後の天気」の収録曲などをテンポよく歌い続けていく。さらに「伽草子」「流星」「春だったね」といった往年のファンにはたまらないナンバーも披露。リリース当時そのままの雰囲気が味わえる。本編最後のメロディックな「純情」にアンコール2曲まで、全編通して吉田さんのフォーキーな魅力が十分に詰め込まれている。

 「吉田拓郎 LIVE 2012」はLIVE DVD+LIVE CD(2枚組み)が8950円、ブルーレイディスク(BD)が6825円、DVDが6300円。LIVE DVD+LIVE CDの初回限定盤はスリーブジャケットの特殊パッケージ仕様で40ページのフォトブックが付属している(通常盤は24ページのフォトブック)。(毎日新聞デジタル)

アイドル 最新記事