生田絵梨花:乃木坂46の“ポスト前田”が月9にゲスト出演 オーディションを勝ち抜き

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 アイドルグループ「乃木坂46」の生田絵梨花さんが、剛力彩芽さん主演の“月9”ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ系)の11日放送の第5話にゲスト出演することが1日、明らかになった。生田さんは、若手有望株の女優たちが数多く参加したオーディションを勝ち抜き、物語の重要な鍵を握る女子中学生の役を射止めたが、「すごく緊張しましたが、自分なりに考えて演じてみました。うまく演じられているか不安ですが、ぜひ楽しんで見ていただけるとうれしいです」とアピールしている。生田さんが単独でドラマ出演するのは今回が初めて。

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 ドラマは、シリーズ3巻で累計380万部を突破した三上延さんの人気ミステリー小説が原作。鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」を舞台に、剛力さん演じる美人店主の篠川栞子(しのかわ・しおりこ)らが、さまざまな古書にまつわる謎や秘密を解き明かしていく。栞子は、極度の人見知りだが、本の話題になると話が止まらなくなるという性格で、鋭い観察眼も持っている。ビブリア古書堂で働くことになり、栞子と一緒に謎を解き明かしていく“活字恐怖症”の五浦大輔をダンス・ボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさん、古書堂に住みつく謎の“せどり屋”の志田肇を高橋克実さんが演じている。

 同グループの総合プロデューサーの秋元康さんが「ポスト前田敦子」と太鼓判を押す正統派美少女の生田さんは、「ビブリア古書堂」によく出入りしている小菅奈緒(水野絵梨奈さん)の妹・結衣(森迫永依さん)の同級生・田辺美鈴役を担当。美鈴は、私立のミッションスクール・聖桜女学館に通う中学2年生で、教師からも同級生からも非常に評判のいい優等生という設定。

 ハリウッド映画「ハンガー・ゲーム」(12年9月公開)の日本語吹き替え版の声優の座を巡って、「乃木坂46」の“サバイバル”オーディションで、メンバー33人の中から声優の座を勝ち取った経験も持つ生田さんは、ゲスト出演が決まったときの気持ちについて、「はじめは実感がなかったというか、“月9”はいつも見ていましたし、それに出られることに驚きました」とびっくりした様子だったが、「(台本に)自分の役のせりふや名前が載っているのを見てから、どんどん実感がわいてきて、すごくうれしくなりました」と笑顔を見せた。

 共演した剛力さんの印象については、「初めての撮影で緊張していた私に話しかけていただき、それによって緊張もほぐれて、演技にも集中することができました」と感謝している様子で、「謎を解く上で、重要な役割を担っている役でしたので、視聴者の方々に先を読まれないような演技をしないといけないと思いました」と話した。同局の小原一隆プロデューサーは、生田さんの起用について、「オーディションで初めて見たとき、生田さんの存在そのものに“華”を感じました」と説明し、「お芝居も絶妙の間と温度感で自然体に演じていて、こちらの要求以上のポテンシャルを発揮してくれました」と絶賛した。

 ドラマは毎週月曜午後9時に放送。生田さんが出演する第5話は11日に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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