バンダイ:スマホ連動で“生きている”フィギュア発売へ

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 バンダイは、iPhoneやAndroidスマートフォン向け無料アプリ「おねだりわんこ」のフィギュアを3月に発売する。スマートフォンと連動して会話やリアクションが楽しめるのが特徴で、価格は500円。

ウナギノボリ

 「おねだりわんこ」は、「∞(むげん)プチプチ」などのヒット作を手がけてきた同社の高橋晋平さんが担当しており、「わんこ」同士を組み合わせて生まれたおもちゃのわんこを47都道府県に送り込んで全国制覇を目指す。親の組み合わせ次第で珍しい種類のわんこが生まれることもあり、「わんこ図鑑」を完成させるのももう一つの目的となる。

 フィギュアは約5センチのミニサイズで、「∞プチプチ」AR(拡張現実)技術を応用した「ICTAR(イキテール)」を採用。フィギュアの台座やパッケージについたマーカーにスマートフォンをかざすと、わんこがリアクションをとったり、「おねだり」をしてくる。フィギュアの顔つきや位置などを識別し、フィギュア自体が生きているかのように表示されるのが特徴で、「なでてほしい」「着せかえてほしい」などのおねだりに応えると「おねだりポイント」がもらえ、餌や着せ替えアイテムと交換することができる。

 フィギュアは「ぽち」「しば」などの「ふつうのわんこ」のほか、「まなぶ」「ヤンキー」などの「スクールわんこ」、「係長」「つぼね」などの「オフィスわんこ」、人気アニメ「秘密結社鷹の爪」とコラボした「鷹の爪わんこ」など全40種類。店頭でもパッケージのマーカーを読み込むことで「しば」なら「さっさとわしをかえや!」、「まなぶ」なら「ぼくをかうといいとおもいます」、「係長」なら「わしと、どうかね?」など、個性的なメッセージでアピールする。3月中旬にセブンイレブンで8種類を先行発売し、30日に正式発売する。(毎日新聞デジタル)

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