テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)で13日、ジェットコースターの後ろ向き走行バージョン「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」が報道陣にお披露目された。招待された女性ゲスト200人が乗車し、後頭部から急降下するコースターのスリルに絶叫していた。後ろ向き走行バージョンは15日から7月7日までの期間限定。
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「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」は、急降下を繰り返す全長1267メートルの屋外型ジェットコースターで同テーマパークの人気アトラクション。最高地点の高さが地上43メートルで、最大勾配が60度。最高速度は時速90キロになる。空を飛ぶような浮遊感と、横揺れや滑走音を低減したスムーズな走行が特徴。オーディオシステムが導入されており、走行中のBGMを選んで聴くことができる。
バックドロップは、同コースターのコースを後ろ向きで走行する。背中からつりあげられ、天を仰ぎながら後頭部から急降下。走行するレールが見えないため、予測不能な動きでスリルを味わえる。通常の前向き走行の車体は淡い紫色で、「バックドロップ」は赤と金のはっきりした配色を採用した。期間中は、前向き走行と後ろ向き走行の車両が同じレールを交互に走行する。
またバックドロップの登場を記念して書き下ろされた人気グループ「SMAP」が歌う「Battery」を走行中に聴くことができる。コースターのイメージに合わせた疾走感あふれる曲調で、加速するタイミングとシンクロするなど、よりスリリングな乗車体験を演出する。前向き走行時には通常バージョン、バックドロップではリミックスバージョン「Battery(Jeff Miyahara Remix)」が流れる。(毎日新聞デジタル)