注目の新譜:サカナクション「sakanaction」 最新作は初のセルフタイトルアルバム

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 男女5人組ロックバンド「サカナクション」が、ニューアルバム「sakanaction」(ビクターエンタテインメント)を13日に発売した。

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 前作から1年半ぶり6枚目のアルバムとなる今作は、バンド名を初めてタイトルに採用。初のドラマ(関西テレビ、フジテレビ系ドラマ「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」)の主題歌に起用された「僕と花」、12年度モード学園(東京・大阪・名古屋)CMソング「夜の踊り子」、1月にリリースしたばかりの最新曲「ミュージック」(フジテレビ系ドラマ「dinner」主題歌)といったシングル曲に加え、13年のNHKサッカー放送テーマ曲「Aoi」、日本を代表する電子音楽家のAOKI takamasaさんが参加した「INORI」などで構成。エレクトロなクラブミュージックを基調としたダンスチューンにギターロック的なアプローチを前面に出したキャッチーな楽曲、さらにはボーカルはほぼハミングのみでダイナミックなドラマ性を持ったナンバーまで、「表裏一体」というテーマにふさわしくバラエティー豊かな音楽世界を築き上げている。

 アルバム「sakanaction」は全14曲入りで、ブルーレイディスク(BD)付属の初回生産限定盤が3990円、DVD付属の初回生産限定盤が3780円、通常盤が3000円。初回生産限定盤には「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」のセルフリミックスをボーナストラックとして追加している。BDとDVDにはサカナクションの12年の活動を記録した映像やデータをカレンダー形式で楽しめる「sakanacalender 2012」を収録。10曲のライブ映像、夏フェス会場でのライブ画像、「僕と花」と「夜の踊り子」のミュージックビデオのメーキング、ボーカルの山口一郎さんの自宅やレコーディングドキュメンタリーなどが楽しめる。またBDのみ「僕と花」「夜の踊り子」「ミュージック」のミュージックビデオも収められている。(毎日新聞デジタル)

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