人気グループ「V6」の岡田准一さん主演で実写映画化される「図書館戦争」(佐藤信介監督)の完成披露記者会見が19日、東京都内で行われ、岡田さん、榮倉奈々さん、福士蒼汰さんらキャストが登場。クールな超エリート・手塚光役を演じた福士さんは、「大先輩方と一緒ということで、プレッシャーを感じて、あんまり自分から話しかけることができなかったけど、皆さんにあたたかく話しかけていただいた」とにっこり。福士さんが話している最中から笑顔を見せていた岡田さんは、福士さんを「かわいい」と表現し、「若いし気を使って、現場で『僕座らないです』と言って立たれているような感じ。将来は高倉健さんのような役者さんになる」と大絶賛していた。
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「図書館戦争」は、「フリーター、家を買う。」などで知られる有川浩さんのシリーズ累計300万部を超える人気小説が原作。本の検閲を取り締まる「メディア良化隊」から本を守る自衛組織「図書隊」に所属する岡田さん演じる図書隊員の鬼教官・堂上篤と、榮倉さん演じる新米女性隊員・笠原郁の命を懸けた戦いと恋愛模様が描かれる。郁の同期の手塚役を福士さん、郁の同期で頭の切れる美人情報屋・柴崎麻子役を栗山千明さん、笑顔で正論を繰り出す堂上の同僚・小牧幹久役を田中圭さん、図書隊の基地指令・仁科巌役を石坂浩二さんが担当する。
会見には、田中さん、福士さん、石坂さん、佐藤監督が登場。人気作品の実写化ということから、岡田さんは「プレッシャーを感じながら現場に臨んだ」と当時の心境を告白。「原作ファン、アニメファンにも喜んでもらえるように」と思ったといい、「完成した映画を見た有川さんが号泣したと聞いてうれしかった。いろんな要素が入っているので、一度で二度楽しめる映画」と自信を見せた。
今回が初共演となった榮倉さんについて岡田さんは「自然体の人」と印象を語り、「(撮影以外でも)教官と部下の関係を築いていて、フレンチを食べてきたとか、そういった報告だけ受ける。その会話をするだけ」と明かした。榮倉さんも、「教官と部下の関係。(岡田さんは)教官というオーラがすごくて話が続かない」と苦笑いしていた。映画は4月27日公開。(毎日新聞デジタル)
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