広末涼子さんと人気グループ「SMAP」の稲垣吾郎さんが幼い娘を亡くす夫婦を演じ、“生まれ変わり”をテーマにした映画「桜、ふたたびの加奈子」(栗村実監督)が全国で公開中だ。デビュー作「飯と乙女」(10年)がモスクワ国際映画祭最優秀アジアであるNETPAC賞を受賞した栗村監督の2作目。原作となった新津きよみさんの小説が描く命の循環という深遠なテーマに栗村監督がほれ込み、自ら脚本も担当した。単純な感動作で終わらない、サスペンス的な要素も盛り込んだ不思議な味わいの作品に仕上がっている。
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容子(広末さん)は、小学校入学を目前にした娘・加奈子を不慮の事故で亡くしてしまう。自分を責め、思いつめた容子は、娘の部屋で自殺を図るが、一命をとりとめた。その日から容子は「加奈子はここにいる」と不思議なことをいい始め、見えない加奈子のために食事を作り、話しかけ、出かけるようになる。夫の信樹(稲垣さん)はそんな容子を救い出したいと思いながらも、見守ることしかできない。ある日、容子は女子高生ながらシングルマザーとして子供を産む決意をしている妊婦の正美(福田麻由子さん)と出会う。正美の姿を見て、容子は「加奈子が生まれ変わって帰ってくる……」と直感。母の一途な思いが、やがて思いがけない出会いへと人々を導いていく……という展開。
ストーリーを追っていくと、加奈子は妊婦である女子高生の正美の娘として生まれ変わってくるのだろうと単純に思い込みがちだ。だが話はそう簡単には終わらない。「生まれる前の記憶がある子供がいる」と聞いた容子は、正美の娘に必死に生まれる前のことを聞き出そうとするが、どうもかみ合わない。すると、加奈子の生まれ変わりは意外なところにいた……。そのくだりがサスペンスフルな音楽とともに明かされるあたりは、単なるヒューマン作にとどまらず、推理作品的な楽しみ方もできる。音楽を担当したのは、35歳で聴力を失いながらも創作を続け、米タイム誌で“現代のベートーベン”と称されるクラシック界の鬼才・佐村河内守(さむらごうち・まもる)さん。独特の“とがった”音楽が作品に特殊な味わいを加えた。出演は広末さん、稲垣さん、福田さんのほか、ジャニーズJr.の高田翔さん、江波杏子さんら。6日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開中。(毎日新聞デジタル)
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