映画興行成績:「名探偵コナン」が前作上回る好スタートで首位

「名探偵コナン 絶海の探偵」のイメージカット (C)2013 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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「名探偵コナン 絶海の探偵」のイメージカット (C)2013 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 22日に発表された20、21日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人気テレビアニメ劇場版第17弾「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」が1位に初登場。全国344スクリーンで公開され、約56万5900人を動員し、興行収入は約6億7200万円だった。昨年公開され、最終興行収入約32億9000万円だった「名探偵コナン 11人目のストライカー」の公開2日間と比べ6.6%増となる好スタートを切った。

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 2位は、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版21作目「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」。全国324スクリーンで公開され、約20万人を動員し、興行収入約2億2500万円だった。3位はスティーブン・スピルバーグ監督最新作「リンカーン」で、全国331スクリーンで公開され、動員約13万7500人、興行収入約1億6300万円だった。

 前週1位だった「ドラゴンボールZ 神と神」は4位となったものの、公開23日間の累計動員で200万人を突破した。7位は、Xbox360用ゲーム原作のテレビアニメを劇場化した「劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 負荷領域のデジャヴ」。全国18スクリーンでの小規模公開ながら動員約5万7600人、興行収入約8700万円となる好スタートを切った。

 「名探偵コナン」は、94年から週刊少年サンデー(小学館)で連載されている青山剛昌さんの人気推理マンガが原作で、劇場版最新作は、京都・舞鶴港沖で開催されていた海上自衛隊のイージス艦の体験航海を楽しんでいたコナンたちが艦内で起こった殺人事件に巻き込まれるというストーリー。「クレヨンしんちゃん」劇場版最新作は、野原しんのすけら「カスカベ防衛隊」がA級グルメの魔の手からB級グルメのための“伝説のソース”を守るというもの。

 「リンカーン」は、奴隷制度廃止を目指した米国の第16代大統領エイブラハム・リンカーンが主人公で、“史上最も愛された大統領”の知られざる物語を描いており、「第85回アカデミー賞授賞式」ではダニエル・デイ・ルイスさんが主演男優賞を受賞した。劇場版「STEINS;GATE」は、テレビアニメ版のその後が描かれている。(毎日新聞デジタル)

1位 名探偵コナン 絶海の探偵

2位 映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!

3位 リンカーン

4位 ドラゴンボールZ 神と神

5位 シュガー・ラッシュ

6位 舟を編む

7位 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ

8位 ライジング・ドラゴン

9位 プラチナデータ

10位 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

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