アーミー・ハマー:「キモサベ!」にキャイ~ン天野感激

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 8月公開の西部劇映画「ローン・レンジャー」(ゴア・バービンスキー監督)でジョニー・デップさんの相棒役を務めている米俳優のアーミー・ハマーさんが初来日を果たし、13日、東京都内で行われた同映画の会見に登場。ローン・レンジャーにふんしたお笑いコンビ「キャイ~ン」の天野ひろゆきさんが登場するとハマーさんは「鏡を見てるようです」と大喜びで、「キモサベ!(劇中で使われる『頼りになる相棒』の意味)」とがっちり握手。「(続編が決まったら)僕の代わりに出てください」とオファーし、天野さんを「めちゃくちゃいい人!」と感激させていた。

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 会見では約21分間の初公開映像が上映され、天野さんのほか、女優の平愛梨さんも登場した。ハマーさんに花束を手渡した平さんは「こんなに長身の方にお会いしたことがない。目を見るのがすごく恥ずかしい。久々に女の子になった気分です」と、そのイケメンぶりにうっとり。会見中にもずっとハマーさんと笑いながら語り合っていた天野さんは、会見後の取材で「めちゃくちゃいい人でした。おじいさまが石油王だって(教えてくれた)。だからあんなに余裕があるんでしょうね~」と感心していた。

 日本の印象を聞かれると「こんなに礼儀正しくて素晴らしい人々はいない。来る前の想像をはるかに超えていた」と大絶賛。「ジョニー(デップさん)から、『とにかく楽しみにしてろよ。最高の国だから最高の体験ができる』と聞いていた」と笑顔で明かし、第一印象は「清潔な国。ゴミひとつ落ちてないけれど、ゴミ箱もないのがミステリー」と驚いた。日本で行きたいところについては「明日、日本に半年住んでいた妻が来日するので案内してもらう。いいところがあったら教えてください」と、報道陣に向かって逆に質問するなど、気さくな一面を見せていた。

 映画は、復讐に燃えるデップさん演じる悪霊ハンターのトント戦士と正義に燃えるヒーロー、ローン・レンジャーの、何もかも正反対な2人が、聖なる力に導かれ巨悪に立ち向かうアクションアドベンチャー。バービンスキー監督のほか、製作をジェリー・ブラッカイマーさんが担当するなど、ヒット作「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのスタッフが関わっているほか、デップさんが白塗りの顔で、頭の上にはカラスをのせるという強烈なビジュアルで出演して、早くも話題を集めている。8月2日に公開。(毎日新聞デジタル)

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