ダンダダン
第7話「優しい世界へ」
11月14日(木)放送分
コスプレ好きで知られるモデルで女優の山本美月さんが、人気マンガが原作で水嶋ヒロさんの俳優復帰作となる実写映画「黒執事」で、メイド役に初挑戦することが16日、明らかになった。山本さんが演じるメイドのリンは、一生懸命だがドジでおっちょこちょいな“眼鏡っ娘”という設定。大谷健太郎監督は「メイド服と眼鏡の着こなし方が見事。まるで少女マンガから飛び出してきたかのようなキュートなルックスとスタイル、長い脚は映画の見どころの一つと言っても過言ではありません」と絶賛した。
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「黒執事」は、06年9月から「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)に連載中の枢(とぼそ)やなさんの人気マンガが原作で、コミックスの累計発行部数は1500万部を突破している。英国名門貴族のファントムハイヴ家の少年当主シエルに仕える知識、教養、料理、武術すべてが完璧な執事セバスチャンの活躍を描いており、08年と10年にテレビアニメで放送、09年には舞台が上演された。
映画版は、原作から約130年後となる2020年の西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市を舞台にしたオリジナルストーリー。山本さんが演じるリンは、主人公・セバスチャンと同じく幻蜂家に仕えるメイドで、剛力彩芽さん扮(ふん)する主人の幻蜂汐璃の役に立とうとするが、ドジでおっちょこちょいなため、セバスチャンにいつも助けられるという役どころ。その一方で、初挑戦となる華麗なアクションシーンもあるという。
山本さんはリンのことを「純粋で忠誠心がとても強く、みんなの事が本当に大好きな子だと思います。いつも一生懸命なところは少し自分と似ているのかなと感じました」とコメント。アクションシーンについては「最初は後ろ回りもできず不安でした。しかし、アクション部の皆さんに“楽しむところは楽しむ、真剣な時は真剣に”と教えていただき、頑張って乗り切ることができました。この作品を見た皆さんに、“リン、カッコいい”と思っていただけたらうれしいです」と振り返った。
原作者の枢さんは「『桐島、部活やめるってよ』を昨年映画館で拝見したのですが、今回はその時の役と全然違うビジュアルでお写真を見た時は全くわかりませんでした。私の持論ですが、可愛い人は何してても可愛いので、可憐なメイドさんが大暴れしてくださるのを期待しております」とコメントを寄せている。
映画は、14年新春公開予定。(毎日新聞デジタル)
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