7人組アイドルグループ「Kis−My−Ft2」の宮田俊哉さんが17日、東京都内の劇場で行われた舞台「キフシャム国の冒険」のゲネプロ前に会見。同作が舞台初主演となる宮田さんは、一緒に出席した演出の鴻上尚史さんから「24歳で座長で、本当に大したやつ。アニオタ(アニメオタク)なんですけど。汗ふくタオルには『萌え』って書いてあるけど、すごいやつ。演技がぐんぐんうまくなっていく」と大絶賛され、「褒められたことないので、すごい汗かいてきた」と恐縮していた。
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舞台では不思議な国の王子役に挑戦する宮田さんは、「自分的には王子になりきれた」と手応えを語るも、衣装が日に日に派手になっていくというエピソードを語り、「あれ、俺オーラ足りなかったのかなって」と苦笑い。それでもアニメの主人公のような衣装に、「そういう世界(アニメの世界)に入った気分になる」と話し、「アニメ化したいなと思えるほど面白いお話。その際は声優もしたい」と“野望”を語っていた。
舞台は、鴻上さんが手掛けた新作で、未来の日本で震災と原発事故で大切な人を亡くした主婦が、不思議な国「キフシャム国」に導かれ、同じく大切な人を亡くしたキフシャム国の王子に出会い旅に出る……という内容。今回、鴻上作品の主役に起用され、「僕で大丈夫か」と不安があったと振り返った宮田さん。「それがいいプレッシャーになった。まわりもいい役者さんばかり。少しでも吸収して自分のものになれば。毎日が勉強」と充実の表情を浮かべた。会見には高岡早紀さんも出席した。東京公演は18日から6月11日まで同劇場で上演。また福岡、大阪でも公演を行う。(毎日新聞デジタル)