高田サンコさんの同名マンガをミュージシャンで女優の後藤まりこさん主演で実写化する7月スタートのドラマ「たべるダケ」（テレビ東京ほか）に、俳優の新井浩文さんと女優の石橋杏奈さんが出演することが明らかになった。新井さんが演じるのは、後藤さん扮（ふん）する食にしか興味のない、ただ“食べるだけ”の謎の美女・シズルに引かれる“バツ3”男の柿野義孝で、そんな柿野のことが次第に気になっていくモテ女・薮内久美を石橋さんが演じる。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「たべるダケ」は、月刊！スピリッツ（小学館）で連載中のマンガが原作。新井さん演じる、3度の離婚経験を持つIT企業のサラリーマン・柿野を中心に、毎回悩みを持つ人々が登場。ご飯やお菓子をおいしく食べるだけのシズルと時間をともにすることで、徐々に元気になっていくというコミカルな群像劇で、新井さんは「ドラマを見た人が夜食を食べたくなったり、本当におなかがすくような作品にしたいと思います」と意気込んでいる。

　一方、柿野の同僚で、面白半分に誘惑していた柿野への執着が、次第に止まらなくなる久美を演じる石橋さんは「初めて台本を読んだ時に、斬新で続きが気になるストーリーに引き込まれました。見てくださる方も引き込んでいけるようお芝居できたらなと思います」とコメントを寄せている。

　ドラマは7月から、テレビ東京、テレビ大阪ほかで毎週金曜深夜0時52分に放送。（毎日新聞デジタル）