野村萬斎:親子2代でベストファーザー受賞 「息子もいただけたら」

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 最もすてきに輝くお父さんを選ぶ「第32回イエローリボン賞(ベストファーザー)」(日本メンズファッション協会主催)の授賞式が5日、東京都内で行われ、「学術・文化部門」で狂言師の野村萬斎さんが選ばれた。3児の父で、父の野村万作さんも10年前に同賞を受賞している萬斎さんは「賞をいただけたのは子供がいたから」と万作さんが受賞したときと同じコメントであいさつし「2代続けていただけたのは光栄。息子もいただけたらいいですね」と喜びを語った。

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 芸能部門で同賞を受賞した俳優の生瀬勝久さんは「役者として賞をいただいたことがなく、役者の賞をいただく前に人としての賞をいただけた」とユーモアを交えてあいさつし「プライベートは公にしていなかったのに、どうして私がいい父親ということがバレたんだろう」と首をかしげ笑いを誘っていた。

 イエローリボン賞は、日本メンズファッション協会などが各界の著名人からその年の「ベストファーザー」を表彰するもので、「父の日」(6月第3日曜)を前に毎年発表されている。今年は萬斎さんと生瀬さんのほか、タレントの土田晃之さん(芸能部門)、海洋冒険家の白石康次郎さん(スポーツ部門)、ベネッセの福島保社長(政治・経済部門)が受賞した。(毎日新聞デジタル)

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