黒木メイサ:現代風“巴御前”姿を披露 出産後初舞台

舞台「巴御前 女武者伝説」に主演する黒木メイサさん
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舞台「巴御前 女武者伝説」に主演する黒木メイサさん

 女優の黒木メイサさんの出産後初となる主演舞台「巴御前 女武者伝説」のビジュアルが6日、公開された。平安時代末期の女武将・巴御前を演じる黒木さんは、鎧(よろい)をデザインした着物にロングブーツという現代風の武者スタイルに身を包み、「アクションもあり、今回は特に体力勝負になると思うので気を引きしめて挑みたいと思います」と意気込みを語っている。

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 現在、NHK大河ドラマ「八重の桜」で薙刀(なぎなた)の名手で戊辰戦争では男たちに交じって勇ましく戦った中野竹子を演じている黒木さんだが、今回も抜群の武術の腕前を持った女性の役どころ。黒木さんの舞台デビュー作「あずみ」や、09年の主演の舞台「女信長」を手がけ、今作で再びタッグを組む岡村俊一さんは「『この世には、女にしかできない戦い方がある』という姿を見せてもらいたい」と黒木さんに期待を寄せており、役作りとして「家でも薙刀と木刀を振るように」とアドバイスしているという。

 「巴御前 女武者伝説」は、源氏の嫡流・木曽義仲とその妾(めかけ)・巴の物語。後白河法皇を奉じ京を制圧した義仲だったが、後白河法皇はひそかに源頼朝に義仲軍討伐を命じる。木曽に帰ることも考えた義仲だったが、天下を取るため巴と2人で最後の戦いへと立ち上がる……という物語。義仲役は的場浩司さんが演じる。8月4~25日に明治座(東京都中央区)で上演予定予定。(毎日新聞デジタル)

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