俳優の藤原竜也さんと山田孝之さんが、「クロユリ団地」の中田秀夫監督の最新作「MONSTER(仮)」で初共演することが、このほど明らかになった。“すべての人間を操る力を持つ男”を藤原さん、“その能力が唯一通じない男”を山田さんが演じ、2人の宿命の対決が描かれる。藤原さんは山田さんの印象を「コメディーからシリアスなもの、アクションまで幅広く役を演じているので、同世代の俳優として意識し、刺激も受けてました」と語り、「がっつり対立する役として共演が決まり、素直にうれしかったです」と話している。一方、山田さんは「不思議と共演する機会がなかったので、今回、藤原さんの圧倒的な芝居のパワーを肌で感じることができるのはとても楽しみです」と期待を寄せている。
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映画は、カン・ドンウォンさんとコ・スさんの韓国2大スターを起用し、10年に韓国で200万人以上の動員を記録しヒットした映画「超能力者」のリメーク。超能力という超常現象を扱い、閉鎖的な現実社会でもがき苦しむ2人の男の戦いに濃密な人間ドラマを盛り込んだアクションサスペンスで、日本版では韓国オリジナル版とは異なる衝撃の結末が用意されているという。
山田さんは初めて脚本を読んだとき、「非日常的な設定や状況の中で、観客に自然と感情移入してもらい楽しんでもらうために、いつも以上に世界に入り込む必要があると感じました」と感じたという。孤独を抱えて生きる超能力者を演じる藤原さんは「韓国のオリジナル版はDVDで拝見しましたし、今回役の設定上、義手と義足を使うのでそれを事前に型取りしたりしました。あとは現場に入ってみて少しずつ“孤独”を感じていければと思います」と話している。
キャスティングを手がけた佐藤貴博プロデューサーは「強烈な存在感と演技力を誇る2人の初共演が、対決軸をメインとするこの作品で実現したのは運命といえるかもしれません。2人の実力派の真剣勝負は見る者すべてを興奮させる、日本映画界において画期的なアクションエンターテインメントになると確信しています」と期待を寄せている。中田監督は「内面的葛藤、絶対的孤独感を負った主人公たちを演じてもらうのに絶好の藤原さん、山田さんという初顔合わせの俳優たちを得て、監督としての興奮度もいやがおうにも増しています。現代日本ならではの新たなヒーロー像を彼ら2人と作り上げていきたいと思います」と意気込んでいる。
映画は14年公開。今月クランクインし、12月に完成を予定している。(毎日新聞デジタル)
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