ヒートアイランド現象を抑えるため、東京・JR秋葉原駅西口で3日、同エリアで働くメイドらが「打ち水」を行うイベント「うち水っ娘大集合!2013」が開催された。10回目となる今年は、小学生20人も参加。秋葉原のメイド喫茶の女性従業員約50人が「涼しくなあれ」のかけ声とともに打ち水を行い、小学生たちはスプレーを使った打ち水で「虹作り」にも挑戦した。
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この日の秋葉原は、午前10時半時点で気温34.4度、地表の温度は38.4度。一般参加者も交えて打ち水を行った後、気温32.4度、地表の温度も30.2度に下がり、最後に恒例のイベントテーマ曲「打ち水音頭」を披露した。同日から31日までの約1カ月間、開店前に打ち水を行う「開店打ち水、始めました作戦」を今年も展開し、20店舗以上が参加を表明している。
同イベントは、ヒートアイランド現象を抑え、地球温暖化現象への対策について考える目的で、2004年から毎年夏にNPO法人「秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」が実施している。打ち水には、風呂の残り湯や雨水などを利用し、エコに配慮しているのが特徴。今年は、実践型教育を行うことを目的にICIC(新産業文化創出研究所)が運営する「こども大学」とのコラボで、小学3~5年生も参加した。(毎日新聞デジタル)