剛力彩芽:新ドラマ「クロコーチ」で長瀬智也の相棒に 刑事“昇進”に「とてもうれしい」

(C)リチャード・ウー、コウノコウジ/日本文芸社
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(C)リチャード・ウー、コウノコウジ/日本文芸社

 女優の剛力彩芽さんが、10月期の新ドラマ「クロコーチ」(TBS系)に出演することが9日、明らかになった。主演は人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さんで、昭和の未解決事件である3億円事件に迫る刑事ドラマ。長瀬さん演じる主人公の悪徳刑事・黒河内圭太とコンビを組む新人刑事役の剛力さんは、「昨年の『ビギナーズ!』(TBS系)というドラマから1年かけて警察官の卵から刑事になれます。いつかドラマでかっこいい刑事を演じたいと思っていたので、今回刑事を演じられてとてもうれしいです」と大喜びしている。

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 ドラマは、「長崎尚志」名義で「MASTERキートン Reマスター」「20世紀少年」など浦沢直樹さんの人気マンガをともに手がけたリチャード・ウーさんと、作画を担当するコウノコウジさんが初めてタッグを組んで描いた同名のマンガが原作で、「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)に連載中。政治家の弱みを握り、大金をゆすり続ける悪徳警官・黒河内が、不正な金と一緒に不正に得た情報を手がかりに未解決凶悪事件を解決していく物語。黒河内役を長瀬さん、優秀だが純粋無垢とも思える警部補・清家(せいけ)真代役を剛力さんが演じるほか、香椎由宇さん、小市慢太郎さん、渡部篤郎さんらも出演する。

 同局のドラマ主演を務めるのは2010年の「うぬぼれ刑事」以来、3年ぶりとなった長瀬さんは、「いろいろな可能性があるというか、殻みたいなものがいい具合にはがせる作品になると思うので楽しみにしています」とにっこり。剛力さんについて、「ものすごくすき通っていて、可愛らしい方」と表現した長瀬さんは、「暑苦しさを黒河内で思いっきり出せたら、『美女と野獣』じゃないですけど、生きる世界が違う2人が隣に並んでいる面白さを出せたら」と意気込みを語った。

 中井芳彦プロデューサーと石丸彰彦プロデューサーは、「昭和の未解決事件・3億円事件のある一つの答えを出したいと思い、ドラマ化しようと考えました」と説明。長瀬さんと剛力さんの起用理由については、「3億円事件への追い込みを『動』と『静』で表現したいと思っていて、長瀬さんが『動』とするならば、『静』である主人公の相棒役は女性の設定にし、剛力さんにお願いしました」とコメントしている。ドラマ「クロコーチ」は、10月から毎週金曜午後10時放送。(毎日新聞デジタル)

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